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すでに過去のもの?スペイン代表の脱バルサ化が進む!

新しい大会のUEFAネーションズカップで盛り上がるヨーロッパサッカー最前線だが、ここ10年でユーロ、そしてW杯とタイトルを獲得してきたスペイン代表に大きな変化が起こっている。

10日付のスペイン現地紙『マルカ』は新しいスペイン代表でのバルセロナの影響の小ささを特集。バルセロナDFジェラール・ピケ、ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタが代表を引退し、ルイス・エンリケ監督が就任してスペイン代表の左サイドの支配者であったバルセロナDFジョルディ・アルバが招集されずに、今回はバルセロナからはMFセルヒオ・ブスケツとMFセルジ・ロベルトのたった2人だけとなった。

過去には10人ものバルセロナの選手がスペイン代表に名を連ね、ウルグアイ代表との親善試合では9人のバルセロナの選手が先発し同時にピッチに立ちプレーした。しかし現地時間8日に行われたイングランド代表戦で先発メンバーに名を連ねたバルセロナの選手はブスケツのみであり、過去のことを考えれば、いくらマドリーお膝元のスポーツ紙とはいえ、スペイン代表はバルセロナ依存症から脱したというのはあながち偏った見方ではないと言える。そしてそれは世界中から優秀と称される下部組織を持つバルセロナから若手が育っていない証明なのかもしれない。


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