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「仕事のゴール設定」をしていく上での大事な概念について

前置き

この記事は「仕事のゴール設定」をしていくためのコーチングセッションにご予約いただいた方向けの事前資料となります。コーチングセッションに興味のある方は、ぜひフォームよりご予約いただくか、私のTwitterよりDMをお送りください。

「仕事のゴール設定」をしていくにあたって

コーチングセッションをする前に、セッション中に出てくる言葉の定義や概念をすり合わせたいと思います。

この世の人類は皆、2つ同じ人生を歩んでいる人は存在しないわけで、その人生から来る様々な考え方や教えにより、その人が利用する言葉の捉え方や意味が違ってきます。言葉の定義が揃っていないと、セッション中に話が噛み合わないことが起きてしまいます。それを防ぐためにこの記事を書きました。コーチングセッションを有意義な時間にするために、非常に重要ですので、ぜひ最後までじっくりとお読みください!

コーチングとはその人の潜在能力を引き出し、ゴール達成に向けて導くこと

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まずは、コーチングに関してです。

そもそもコーチングとは、

本人の中にある潜在能力を引き出し、本人が本音で思っているゴール達成に向けてどのように歩めば良いか導くこと

と定義しています。

いきなりですが、みなさんはブランドの「COACH」のロゴを覚えていますか?「COACH」のロゴは何でできているでしょうか?

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そうです。馬車です。

初回セッション資料

昔、馬車は人の移動手段として活用されていました。現在地から「行きたい場所」があり、そこにいくための移動手段だったわけです。

コーチングではその「行きたい場所」というのがその人の人生における「未来」になります。その未来の行きたい場所に対して「本音で行きたい」と思え、かつ「その人の潜在能力」つまり「才能」を活かせる場所に導くことがコーチ(コーチングを提供する人)の仕事です。

その「行きたい場所」というのが、コーチング空間における「ゴール」です。

次はその「ゴール」について、説明します。

ゴールには3つポイントがあり、特に「現状の外」であることが重要

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「未来の行きたい場所」であるゴールについて、3つのポイントがあります。

①現状の外
②「want to」である
③バランスホイール

それぞれ説明していきます。

①「現状の外」であること

ゴールを設定していく上で、この「現状の外」であることが非常に重要なポイントになります。ではここで言う「現状」とは何か。

それは「現在の状態のままいけば十分に起こりうると予測される未来」です。

そのため、未来さえも現状になります。例えば、ある会社に所属しているとして、その会社の課長になるとか、部長になるとかはたまた社長になるとか。

それは全て「十分に起こりうると予測される未来」なので、「現状」ということです。

その「現状」の外なので、全くプロセスが見えない。どうやればいいかわからない。なんなら少し恐怖を覚える。今大きな決断をして、何かと決別をしなければならない。自分の今の価値観が変わってしまう。それくらいのことです。

セッション中は一緒にお話をしながら、この「現状の外」にゴールを置けているかどうかをコーチとして見極めます。

②「want to」であること

これは、字面の通り「やりたいこと」であるということです。

どうやればいいのかわからない。だけどすっごいやりたい!
本音でやりたい!
しかもなんかわからないけど、自分ならできる気がする!

そんな謎の根拠のない自信が湧いてくる領域がその人のゴールです。

③バランスホイールに則ってゴールを設定すること

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バランスホイールとは、

趣味
仕事
ファイナンス
健康(美容)
家族
知性
社会貢献
人間関係

この8つの領域のことを言います。

今回はこの8つの中でも「仕事」の領域に関するゴール設定をしていきますが、プロのコーチとコーチング契約を結ぶことになった場合、基本的にはこの8つの領域それぞれに最低でも1つ以上のゴールを設定していきます。そのゴールはもちろん、①と②を満たすゴールです。

この8つの領域にバランスよくゴールを設定することで、生命時間の24時間全てがゴールに向かう方向で費やされることになる。そうすることで、その人が本当に臨む未来を実現することができるようになるという考え方です。

この8つの領域にゴールを設定する、ということが重要です。なぜならば、1つの領域だけゴール設定をしてそのゴールにだけ向かったとしても、最終的にはその人は幸せになりにくいからです。

例えば、「仕事」ではすごい成果を出していて、社会的にも成功を収めているけど、健康を害していたら?うつ病で薬付けの毎日を過ごしていたら?生活習慣が乱れていて、大きな病気をしてしまったら?

「趣味」のゲームにすごい没頭してその時間は最高に楽しいんだけど、「仕事」は死んだ目をしてやっていたら?「人間関係」はなく、友達が誰もいなかったら?

その人は本当に幸せなのでしょうか?想像に難くないでしょう。

これは極端な例ですが、そもそも人は幸せになるために生きています。幸せになるためにも、この8つの領域にバランスよくゴールを設定する必要があります。

とはいえ、今回のトピックである「仕事」のゴールは一番重要なゴールと言えると思います。なぜなら、一般的には起床時間の半分は「仕事」に時間を費やしているからです。

その時間だけでも、本当にやりたいことでかつ現状の外のチャレンジができていたら、これまでとは違った次元の未来にいくことができるでしょう。

そんなゴールを一緒に見つけていけたらと思います。

最後に、この「仕事」について。

みなさんにとって、「仕事」とは何ですか?
皆さんの思う「仕事」の定義を考えてみてください。

⏰Thinking Time Start⏰









⏰Thinking Time Finish⏰

仕事とは、人の役に立つこと

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よくある回答ですと、

「お金を稼ぐための手段」

「生きていくために必要なこと」

そんな回答が返ってきます。もちろん、間違いではありません。しかし、コーチング空間では仕事は「人の役に立つこと」という定義でセッションをしていきます。

そのため、極論を言うとお金をもらわなかったとしても、人の役に立っていればその人は仕事をしているということになります。

例えば、私は集団を盛り上げることが非常に得意な人間です。過去、どのコミュニティーに属していても、ムードメーカー的な立ち位置で盛り上げていました。

飲み会でもそうです。飲み会ではみんなが楽しめるように、話題を振ったり、ボケに対してツッコミを入れたり、はたまた自分でボケたりと、みんなを笑わせてその場を盛り上げるのが得意です。というか、勝手にやってしまいます。笑

その時、「盛り上げる」「みんなを楽しませる」という観点では人の役に立っています。しかし、お金は一切もらっていません。なんなら飲み代を払っている。調子に乗って奢ってしまうこともあります。笑

こういう時でも「人の役に立つ」ことをしているので、「仕事」をしている、ということになるのです。

仕事の本質は「人の役に立つ」ことである。

そう考えた時に、自分は本質的に何屋さんなのか?市場に対してどういった職業機能を果たしているのか。セッションの最初に一緒に定義できればと思います。

以上

事前にインプットをしていただき「コーチング」「ゴール」「仕事」という言葉の定義をセッション中はお互い同じ意味合いで使っていけたらと思います。

60分でピシッと仕事のゴール設定をしていきましょう!

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