RPA(電話)のInfinitus SystemsがシリーズAで$21.4Mを調達など:米国主要VC投資調査vol.29
今週は11件でした。
お知らせ
昨年7月から米国主要VC投資調査マガジンを始めました。
米国トップVCと呼ばれるAndreessen Horowitz、Kleiner Perkins、Sequoia Capitalの3社についてまとめています。スタートアップやベンチャーキャピタル、投資家の方の参考になれば幸いです。
【2021/02/06〜2021/02/12】
< Andreessen Horowitz:4社 >
・Alpha Exploration Co. $100M / Seed
・BigHat Biosciences $19M / Series A / バイオ
・Bold $7M / Seed / フィットネス
・Labster $60M / Series C / バーチャル実験室(エドテック)
< Kleiner Perkins:3社 >
・Babycare $108M / Series B / EC(幼児用)
・Infinitus Systems $21.4M / Series A / RPA(音声 / 電話)
・Kong $100M / Series D / API管理
< Sequoia Capital:3社 >
・neoX Biotech $30M / Series A / バイオ
・Neurophth Therapeutics $61.9M / Series B / バイオ
・Zetwerk $120M / Series D / 製造(B2B)
< Andreessen Horowitz & Sequoia Capital:1社 >
・Reddit $250M / Series E / コミュティ
< Andreessen Horowitz:4社 >
Alpha Exploration Co. $100M / Seed
参照元/HP:−(なし)
北沢:Clubhouseを運営するAlpha Exploration Co.に、シードで$100MをAndreessen Horowitzが投資。リリースは見つからなかったのですが、調べたところ、昨年5月にもa16zから$12Mの投資を受けており、当時のClubhouseのユーザー数は1,500人程度だったそう。
このタイミングで親会社に投資する理由が分からないのですが、先月末にClubhouseの週間アクティブユーザー数は200万人を超え、評価額は$1billion以上と言われているため、上場に向けて株の保有数を増やす意味合いがあるのでしょうか?
先週は、ネットだけでなく、テレビでもClubhouseについて取り上げられているのを見る機会が多かったように感じます。
NoteのCXOでもある深津さんが仰っていましたが、YouTubeのように、テレビを主戦場とする芸能人が始めるまでの時差・タイムラグがあったからこそ、HIKAKIN氏や、はじめしゃちょー氏といったYouTuberが生まれる隙間があったのではないかと。
それがClubhouseのように、広がるまでのタイムラグがない・少ないとそういったプレイヤーが生まれないのでは?という(そんなニュアンスの)ツイートがとても印象的だったのを思い出しました。
そう考えると、以前も書きましたが、他のプラットフォームで影響力のある人が横展開するのにClubhouseは良い場所だと思いますが、0⇨1の影響力のない人にとっては、その伸びる土壌が見つける前に奪われてしまうのではないかなと。
Twitterでは「今しか聞けない話だと思うと、つい時間を割いて(溶かして)しまう」といったツイートを見たことがあり、自制心を試されているなと感じました。
そういう意味ではゲームでもなんでも良いのですが、「今それはやるべきことか?」「他にすべきことがあるのではないか?」と自問自答していかないと、時間を使ったはいいけど何も残らなかった、ということになりかねません(問いの結果がYESであれば何の問題もありませんが)。
あ、あと、俯瞰して使えない方はやめたほうがいいと感じています。これはClubhouseに限りませんが、SNSで迷惑なリプライを飛ばす方、おじさん構文を投げる方など、自分の発言がどう受け止められるのか?を想像できない人にとっては、Clubhouseは地雷製造機になりかねないと思うので。
企業のマーケティングとしては最高の打ち手だと思いますが、使い方については自制心が試されるサービスですね。
関連記事:話題沸騰の音声SNS「Clubhouse」の謎に迫る - Clubhouse歴5ヶ月のユーザーに聞いたホントの話 | Gaiax official website(リンク)
BigHat Biosciences $19M / Series A / バイオ
参照元/HP:https://www.bighatbio.com/
バイオテックのBigHat BiosciencesがシリーズAで$19Mを調達。
Andreessen Horowitzがリード、8VC、AME Cloud Ventures、Innovation Endeavorsが参加した。
2019年に設立されたBigHat Biosciencesは、タンパク質治療薬を開発しており、合成生物学と機械学習を活用した治療や抗体の測定・最適化を目指している。
生物学的製剤(バイオ医薬品)は、急速に成長している治療カテゴリーであり、現在200種類以上の生物学的製剤が使用されており、がん・自己免疫・感染症などの症状を対象とした、治療法を開発している製薬会社の年間収益は1000億ドルを超えているとのこと。
北沢:これ読者の方に聞いてみたいのですが、バイオ系に興味のある方はどれくらいいるのでしょうか。運営の仕方を模索しているとこなのですが、僕自身は、バイオ・農業・製造といった分野に興味関心が薄いこともあり、需要がなければ、ここに割く時間を他に向けたいなと考えているところです。
医療の発展は喜ばしいことだと考えていますが、このマガジンで取り上げるのは微妙かなと。
Bold $7M / Seed / フィットネス
参照元/HP:https://www.agebold.com/
オンラインフィットネスサービスを提供するBoldがシードで$7Mを調達。
Andreessen Horowitz、Julie Yoo氏がこのラウンドに参加しました。
加齢にともなう健康の問題を防ぐために、パーソナライズされたエクササイズプログラムを提供。リスクのある高齢者が、ジムや外でCovid-19に感染する危険を防いで運動をすることが可能。
単純なエクササイズであっても、バランスと筋力が強化され転倒を減らすと言われています。転倒は現在、高齢者のケガや、ケガによる死亡の原因の第1位に。
ケガを減らせば治療の機会が減り、病院や健康保険会社にとってもコスト削減になるため、Boldは関連企業と提携し、このサービスをユーザーが無料で利用できるようにする計画を立てています。
使い方としては、ユーザーはオンラインでフィットネスに関する簡単な情報を入力し、その情報をベースにワークアウトプログラムを作成。
プログラムは週に1回の座ったままでできる太極拳のクラスから、毎週数回実施する有酸素運動や筋トレのクラスまで幅広くあるそう。
北沢:Boldは、「加齢にともなう健康の問題を防ぐ」を目標に掲げており、高齢者向けのフィットネスサービス。
共同創業者Hari Arul氏の家族に対するニーズから生まれたサービスで、「高齢者の方が利用しやすいサービスにしようと情熱を注いできました」とあり、どの分野でもそうだとは思うのですが、創業者の熱意から始まる事業は、そうでない場合に比べて投資したい!と思わせるものがあると感じます。
もちろん、そうでない場合の「打算的」な事業であったとしても、見通しが立っている・投資家を動かせるのであれば全然良いといいますか、スタートアップの仕事は事業を伸ばすこと・数字を出すことで、VC/投資家の仕事は預かったお金を増やすことなので、その時点で良し悪しはないと思っています。
今回で言えば、創業者の家族が介護に費やした時間や、その先の未来を考えたときに必要だ、と考えたもの。初期のスタートアップに関しては、その熱量が打ち手や採用に活きてくるものであり、それがない場合は「数字(売り上げ)」でしか前に進む原動力にはならないのではないかなと。
紹介動画を見ると、正直ありきたりなフィットネスのオンラインサービスだなと感じてしまうのですが、高齢者に絞ったサービスであれば伸び代はありそう。
高齢者向けの場合は、使いやすさ・分かりやすさに重点が置かれると思うので、数クリックで動画再生ができる、といった工数の少なさがポイントになると感じました。
Labster $60M / Series C / バーチャル実験室(エドテック)
参照元/HP:https://www.labster.com/
教育機関向けのバーチャル実験室を提供するLabsterがシリーズCで$60Mを調達。
Andreessen Horowitzがリード、GGV Capital、Owl Ventures、Balderton Capitalなどが参加した。
2,000以上の大学や高校が、Labsterのプラットフォームを利用。
< Kleiner Perkins:3社 >
Babycare $108M / Series B / EC(幼児用)
参照元/HP:https://bc-babycare.com/
幼児用ECを提供するBabycareがシリーズBで$108Mを調達。
CDH Investmentsがリード、Sequoia Capital China、Huaxing Growth Capitalもこのラウンドに参加した。
2014年に中国で設立されたBabycareは、1歳〜6歳までの子供向けに、おむつやベビー家電、コットンタオル、寝具、服、おもちゃなどの商品を提供。この市場でのワンストップブランドの展開を目指している。
現在1,000万人のユーザーがおり、中国では3,000万を超える家族にサービスを提供しています。ECの1つの指標とされている総商品量は、2020年には前年比で2倍以上の$774Mになりました。
北沢:HPが常に開けず。なんども試しているのですが変わらない状態でした。WPをいじっていた経験があるのですが、こういうのはサーバーの問題なんでしょうか。
記事にある中国の調査会社によると、中国の育児市場は2019年に「前年比16.5%増の$542M(約542億円)」に達した後、2024年までに「1.1trillion(約110兆円)」を超えると予想されているとありましたが、日本でもベビー用品・関連サービス市場はのびているそう。
引用元:ベビー用品・関連サービス市場に関する調査を実施(2019年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所(リンク)
2018年時点で「4兆1,210億円」と、この時期の中国と比べれば低い数字ではないのですが...5年で市場規模が20倍近くになることってあるのでしょうか?
中国の人口は2027年以降にマイナス成長に入る見通しもあり、どっちも予想なのであれですが、中国の人口がそれだけ伸びるのであれば、日本のメーカーは中国に向けて売り出す方が良いですよね。すでにそういう動きがあってもおかしくないですが。
※追記:矢野経済研究所に関しては、新しい数字が出ていました。2019件の市場規模は前年比4.5%増の4兆3076億円。
Infinitus Systems $21.4M / Series A / RPA(音声 / 電話)
参照元/HP:https://www.infinitus.ai/
音声ロボットプロセス自動化ツールを提供するInfinitus SystemsがシリーズAで$21.4Mを調達。
Kleiner Perkins、Coatue Managementがリード、Gradient Ventures、Firebolt Ventures、Tau Venturesなども参加しました。
医療従事者は電話対応に平均35分以上、毎日4.5時間以上を費やしています。これが治療の遅れや、人件費や管理費の増加に繋がり、医療機関全体のコストを押し上げている。
この問題を解決するため・無駄な電話を減らすために、Infinitus Systemsは2019年に設立されました。数字としては先月、米国12,500以上の医療従事者に代わって、75,000件以上の電話を自動化し、医療を受ける患者の負担も軽減できるように。
また、過去2年間で世界のトップ製薬メーカー15社のうち5社をサポートしてきたとのこと。
北沢:分かりづらかったのですが、医療機関から保険会社への請求や確認事項についての電話を自動化するツールのスタートアップ。
最近ではCovid-19のワクチン確保について、2500以上の薬局への電話を自動化したとあり、医療機関のペインを解決することで、結果的に患者さん側の両面のペインも解決するいい例だなと感じました。
業務自動化のフローについては、公式HPで紹介されていたので興味のある方はこちらからどうぞ。
引用元:Automating Calls for Good
RPAについては、前回のUiPathでも触れていますが、テクノロジーの力は、こういう無駄な時間、本来やるべきことではない(重要度の低い)ことを解決するためにあるなと改めて感じました。医療機関の仕事は「医療」であって、「請求処理」ではないので。
まあそう言ってしまうと、医療機関に限らずですが、「その仕事は人がやる必要があるものか?」の視点を持って、目の前の仕事に取り組むべきなのは間違いないはず。
音声RPAという分野が進歩すれば、アレクサとはまた違いますが、話し相手・音声アシスタントとしての可能性もありそう。一瞬、コーチングもいずれできるでは?と考えてみたのですが、あれは人と人の形だから成り立つのではないか?と思い、RPAでは違うかなと。
参考:医療費支払いのしくみ|医療費のしくみ|健保のしくみ|SCSK健康保険組合(リンク)
Kong $100M / Series D / API管理
参照元/HP:https://konghq.com/
API管理ソフトウェアを提供するKongがシリーズDで$100Mを調達。総調達額は$173Mへ。
Tiger Global Managementがリード、Index Ventures、CRV、GGV Capital、Andreessen Horowitz、Goldman Sachsがこのラウンドに参加。
共同創業者/CEOのAugusto Marietti氏が率いるKongは、クラウド、Kubernetes、データセンターなどで、APIや、マイクロサービスを快適に接続するソフトウェアサービスを提供している。
Kong Konnect(API接続プラットフォーム)はオープンソースのコアである「Kong Gateway」をベースに構築されており、総ダウンロード数は2億2,000万回を超え、月間アクティブインスタンス数は150万回以上に。
北沢:この分野の上場企業は「MuleSoft(NYSE:MULE)」だと思うのですが、MuleSoftがある中で、Kongを使う理由が調べていてもよくわからず。
API管理についてWikipediaには「ソフトウェアコンポーネント同士が互いに情報をやりとりするのに使用するインタフェースの仕様」とありますが、連携をすることで、SNSや会員登録の際に、GoogleアカウントやTwitterアカウントを使って登録が簡単にできるのが一般的な知られ方だと思います。
日本では、2016年から株式会社ブリスコラが、国内初のKongの商用サポートサービスの提供をしており、昨年2020年には、ブリスコラのAPIソリューションを日本気象協会が採用。
Kongをベースに、独自開発の管理コンソール「BAMs Manager」を実装したサービスとあり、思っているよりも可能性・シェアの取れる領域がある分野なのかな?と感じました。
< Sequoia Capital:3社 >
neoX Biotech $30M / Series A / バイオ
参照元/HP:https://www.neoxbiotech.com/
中国のバイオテック企業のneoX BiotechがシリーズAで$30Mを調達。
5Y Capital、Sky9 Capitalがリード、Vertex Ventures、Sequoia Capital China、Vision Plus Capital、Bertelsmann Asia Investmentsが参加した。
北沢:AIと生物物理学を組み合わせて研究開発を行なっているバイオ企業。セコイアインドは、前回のベンチャーラウンド(去年7月)からフォローオンで参加。
最近何かのニュースで見たのですが、新薬の開発成功率は「2万5000〜3万分の1」だそう。可能性がとても低い分野だという認識はあったのですが、そんなに低いとは思っておらず。
調べたところ確率としては「2万〜3万分の1」だそうで、やはり難易度はとても高いことが分かります。
このリリースの「オプジーボ(薬)」が「プラシーボ(偽薬)」に見えてしまい、思い込みで5000億円の売り上げ?と勘違いしてしまったことも供養として残しておきますw
プラシーボに関しては、調べてみると面白い結果が見つかるので、興味のある方は是非ググってみてくださいw
個人的には、スタートアップとプラシーボは相性が良いのではないかなと。
Neurophth Therapeutics $61.9M / Series B / バイオ
参照元/HP:https://www.neurophth.com/
バイオテック企業のNeurophth TherapeuticsがシリーズBで$61.9Mを調達。
GuofangCapital、InnoVisionCapitalがリード、Oriza Holdings、Harvest Capital、Sequoia CapitalChina、Northern Light Venture Capitalなどが参加しました。
2016年に設立され、眼疾患の治療のために、AAVを用いた遺伝子治療法を開発しており、今回の資金調達は、IND申請、国際的な品質基準に準拠したGMP製造施設などのために使われます。
北沢:中国初の眼科疾患の遺伝子治療企業とあり、武漢に本社があり、上海や蘇州、米国に子会社があるそう。
バイオ系は毎回聞きなれない単語が出てくるのですが、IND申請とは、臨床試験申請の際に使われる用語で、必要な情報をまとめた資料を提出し、承認を得るためのもので、IPOの際のS-1に当たるものだと解釈。
参考:IND申請|Google検索(リンク)
GMP製造施設に関しては「Good Manufacturing Practice」の略で、医薬品開発における製造管理・品質管理の基準のこと。
参考:GMPとは | 製薬業界 用語辞典 | Answers(アンサーズ)(リンク)
遺伝性の目の病気については、屈折異常・斜視・色覚異常・先天性白内障などがあり、生活に大きく関わる部分のため(他のバイオ系もそうですが)、開発が進み、治療がしやすいものになればいいなと。
参考資料①:4. AAV を利用した遺伝子治療(リンク)
参考資料②:6.遺伝性の目の病気 | 公益社団法人 日本眼科医会(リンク)
Zetwerk $120M / Series D / 製造(B2B)
参照元/HP:https://www.zetwerk.com/
部品製造メーカーZetwerkがシリーズDで$120Mを調達。
Greenoaks Capital、Lightspeed Venture Partnersがリード、Sequoia Capital、Kae Capitalもこのラウンドに参加しました。
2018年に設立された3年前に設立されたZetwerkは、OEM(オリジナル機器メーカー)やEPC(エンジニアリング調達建設)の顧客と、製造業の中小企業との、企業間マーケットプレイスを運営。
北沢:部品製造プロバイダーという、関心も需要もない(と思う)のでこれ以上は書きませんが、代わりに思ったことを書いてみます。
noteを読む・使う方というのは、関心の幅がある程度広い人ではないか、と考えているので、自発的にキャッチアップする習慣があるはず。受動的な関心の持ち方を否定はしませんが、「危機管理」としてはまずいと感じています。
いくらインターネットが発達したとしても、検索しないことはGoogleに出てこないし、関心のないことはSNSにも上がってきません。
危機管理、リスクマネジメントというと、大層なものに聞こえてしまうかもしれませんが、簡単に言えば「明日の天気を確認する」のと同じ。雨が降るなら傘を持ち、晴れなら洗濯物を干すとか、日々当たり前にやっていることの幅の違いの話です。
このマガジンの読者の方には需要のない話だとは思ったのですが、関心がないリリースゆえにふと思いついたことを書いてみました。
< Andreessen Horowitz & Sequoia Capital:1社 >
Reddit $250M / Series E / コミュティ
参照元/HP:https://www.redditinc.com/
トピックベースのデジタルコミュニティを運営するRedditがシリーズEで$250Mを調達。評価額は$6Bへ。
Vy Capitalがリード、Andreessen Horowitz、Sequoia Capital、Tencent Holdingsがこのラウンドに参加しました。
Radditのブログで、「私たちがRedditに専念してきたのは、オフラインで作るのと同じくらいリアルな帰属感や、つながりを提供するコミュニティの力を信じているからです。」と述べている。
最近では、GameStopの件で注目を集めました。
以上です。
時間の確保ができず、考察が書けない、紹介だけになってしまうものがあったりと、運営の仕方を設計し直す必要があると感じています。
趣味で始めたものとはいえ、やる以上はきちんと価値のあるものを作りたいと考えているので、変化を重ね、質を高めながら続けていきたい。
来週は、19日金曜日に更新予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?