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本との遭遇覚書・青い鳥

今年の7月ごろから図書館生活を始めています。
ふと気になった本を予約して取り寄せて読む。そんな付き合い方をしています。そうでなくとも読みたい本はたくさんあるので、予約した本だけを借りようとしているのですが、行くたびに棚を見渡し、たまたま目にした本をそのまま借りることもしばしば。
それでも基本的にはノンフィクションのみにしていて、小説のコーナーはなるべく見ないようにしています。見ると読みたくなりますからねえ。

今日も予約本が届いたとのことで取りに行ってきました。3冊。タイミングが合ってしまったのですね。同じ日に借りると同じ日に返さねばならず、読むのが大変なのですが仕方なし。
それなのに、ふと目にした本まで借りちゃいましたよ。
『つながり続けるこども食堂』(湯浅誠)と遭遇。
たまたま目にする、ふと目にする、そんな本はいま関心のある事柄について書かれた本。頭の中に想いがあるから、そこに照準が合ってしまうのでしょうね。読みましょう。

『青い鳥』(メーテルリンク、江國香織・訳)読了。
古典名作は読みたいと思いつつ、ついつい後回しになってしまいます。内容を知っている作品ならなおのこと。
これも子どもの頃に読んでいるのですが、江國新訳を楽しみたいと手にしました。半分以上内容を忘れていましたね。それでも不意によみがえる場面場面。ああ、あれはそういうことを表わしていたのかと、あの時気づかなかったものとの再会。
高野文子による舞台装置的なデザインの挿絵も素敵です。幸せな読書時間でした。

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