転職活動 若手社員にとって

こんにちは。いつもは読んだ本の内容や所感を共有したりしていますが今回は違った観点で投稿してみます。

プロフィールをお読みになっていただければとおもいますが、私は所謂JTCに所属する6年目のサラリーマンです。恐らくこの記事を読まれている方にも同じ属性の方がいらっしゃるかとおもいますが、6年目になると自然と「転職」や「やりがい」というワードが頭をよぎることが多くなるのではないでしょうか。
私はそのようなサラリーマンの一人で、この1−2年間でリファラル・引抜き・転職サイトを通じての応募・ヘッドハンティングのそれぞれを経験しました。それらの経験を通じて感じたことを下記3点に絞って皆さんに共有できればとおもい投稿します。

  1. 結論

  2. 転職する上でのベストチョイス

  3. 伝えたいこと

まず結論ですが、極端な言い方をすれば良くも悪くも「暇つぶし」となった印象です。
巷では「転職活動」を通じてマーケットのニーズや市場価値を測ることができる!!なんて煽っている記事・コメントが多い印象ですが、確かにそういった側面も知り得ますが、新卒から同じJTCに所属する若手社員の市場価値なんて無いに等しいというのが現実。勿論、突出したスキルや経験をお持ちの方はそれに見合った価値(転職機会)を享受できるとおもいます。が、一般的なサラリーマン(人並みに努力してきたサラリーマン)の市場価値は「ポテンシャル」に尽きると感じました。
私の場合、コンサル(ベイカレ・外資コンサル)・外資海運・外資エネルギー会社・ベンチャー・M&Aの業界で実際にエントリー・面談をして来ました。そこで何をしてきたか(経験)、どういった価値を提供できるか(市場価値)を幾ら伝えたとしても先方はそういったことを重視しておらず(もはや儀式上のやりとり)、むしろ「会社とのフィット感や人柄(モチベーション)にベットしたいか否か」を重視している印象でした。

次に様々な形で転職活動をしてきた私がオススメする方法を僭越ながらご紹介します。それは「引抜き」です。引き抜かれるのが1番いいというのは当たり前かと思われますが、転職活動を通じて迷走する人が多い中、案外気付かれて無い方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。勿論、こんな時代なので自分の「意思」というのを尊重したい、ということで自ら「場」を探す姿勢は大事ですし全く同意です。
一方で、必ずしも「自ら選択した判断」がベストになる可能性はどこにも担保されていません。また「引抜き」の場合、自らポジションを勝ち取って転職してきた社員或いは従来働いている社員に比べて高待遇の確率が高いです(高い期待値の裏返しでもありますが)。

最後に本記事(経験)を通じて皆さんに伝えたいことは、「人に相談せず、自分で決める」ことを徹底してください。これは家族がいる方にもお勧めします。理由はシンプルで「責任」と「覚悟」の所在を自分に向けるためです。転職をした結果がどうなるか分からないというのは百も承知だとおもいますが、人のアドバイスに「従う」と必ずどこかで後悔するとおもいます。何も人にアドバイスをもらうな、人のいうことを聞くな、と言いたいわけではありません。矛盾していると思われるかもしれませんが、寧ろ人に話を聞くことは大切だとおもいます。只、あくまで「話を聞く」ことに終始してください。言い換えれば「聞きたい情報を持っている人に聴取しにいく」事は大切ですし、寧ろ積極的に行ったほうがいいとおもいます(例えば業界知識や社風、会社としての方針(Vision)等)。一方で「転職したほうがいいか?あなたはどう思うか?」といったYes or Noの質問(相談)をしてしまうと、その人の「意思」がアンカーとなってしまう可能性があり、最後決断する際にノイズとして影響を及ぼし、結果うまくいかなければ悔やんでしまう可能性を持ちます。
勿論、転職というのは自分のキャリア・人生だけでなく他人(身内)の人生にも影響を及ぼすことになるので簡単なことではありません。ただ今回私が転職活動を通じて得た感覚・思いは上述の通りです。

不安に思うことはあるとおもいます。私でよければいつでも相談に乗りますので、その場合はぜひTwitterで連絡をいただければ幸いです。

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