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どうしても先回りしてしまう!子どもの主体性と責任感を育てる5つの心得

はじめに
僕は2014年に非認知能力を育てる学校「PETERSOX」を設立し、これまでに10000人以上の親子と関わってきました。また、「ゆるめる子育て」や「やり抜く子と投げ出す子の習慣」といった著書を通じて、多くの親子がより良い関係を築くためのサポートを行ってきました。

今日ご紹介するのは、僕が実際にスクールで子どもと関わっている時に大事にしている5つの心得です。この心得を実行することで、以下のようなメリットがあります。

  • 子どもが自分で考え、決める力がつく

  • 子どもが失敗を恐れず、チャレンジする勇気を持てる

  • 子どもの気持ちに寄り添い、信頼関係が深まる

  • 親も子どもも無理せず自然に接することができる

  • 子どもが自由に気持ちや考えを表現できるようになる

これらの心得を実践することで、子育てがもっと楽しくなり、子どもとの絆が強まります。ぜひ、あなたの家庭でも試してみてください。



こんなことはありませんか?

  • 「ついつい子どもに指示を出してしまい、自分で考える時間を与えられていないかも」

  • 「失敗させるのが怖くて、何でも手助けしてしまう」

  • 「子どもの気持ちを無視してしまうことがある」

  • 「完璧な親であろうと無理をしてしまう」

  • 「子どもが自分の意見を自由に表現できていない気がする」

もし、このような悩みを抱えているなら、以下の5つの心得がきっと役立つでしょう。


1. 子どもの自主性を尊重する

まず最初の心得は「子どもの自主性を尊重する」ことです。子どもが自分で考え、決める力を育むことは非常に重要です。親が指示を出すのではなく、選択肢を与えて、子どもに決めさせることで自主性と自己決定力を育むことができます。

たとえば、おもちゃを片付ける際に「どのおもちゃから片付けたい?」と聞くことで、自分で決める経験を積ませることができます。こうした小さな選択が、将来の大きな決断力に繋がります。

<実践例>
朝の服装を選ばせる:「今日はどれを着たい?」
食事のメニューを決める:「夕食はカレーかパスタ、どっちがいい?」
宿題の順番を決めさせる:「先に数学と英語、どっちからやる?」

2. 失敗を恐れず挑戦させる

次の心得は「失敗を恐れず挑戦させる」ことです。失敗を恐れずに新しいことに挑戦する勇気を持たせることが大切です。失敗は成長の一部であり、そこから学ぶことが多いのです。

たとえば、新しいスポーツに挑戦する際に「失敗しても大丈夫、何度でも挑戦してごらん」と声をかけることで、子どもは安心して挑戦できるようになります。挑戦すること自体に価値を見出すようにサポートしましょう。

<実践例>
新しい料理に挑戦させる:「失敗してもいいから、一緒に新しいレシピを試してみよう」
図画工作で自由に作らせる:「何を作るかは君に任せるよ」
ゲームやパズルに挑戦させる:「最初は難しいかもしれないけど、やってみよう」

3. 感情を尊重し共感する

3つ目の心得は「感情を尊重し共感する」ことです。子どもの感情に寄り添い、共感することが大切です。感情を否定せず、そのまま受け入れることで、信頼関係を築くことができます。

たとえば、子どもが泣いている時に「どうしたの?話してみて」と優しく声をかけ、話を聞いてあげることが重要です。共感を示すことで、子どもは安心して感情を表現できるようになります。

<実践例>
一日の終わりに気持ちを聞く:「今日はどんな気持ちだった?」
怒っている時に共感する:「今、すごく怒ってるんだね。話してみる?」
嬉しい時に一緒に喜ぶ:「それはすごい!僕も嬉しいよ」

4. 自然体で関わる

4つ目の心得は「自然体で関わる」ことです。親も子どもも無理をせず、自然体で接することが大切です。完璧を求めず、日常の中で共に成長する姿勢を持つことが重要です。自分の生き方を良いところも悪いところもそのまま見せることで、子どもは自然に自分を受け入れることができます。

たとえば、家事を一緒にする時に「一緒にやってみよう」と声をかけ、無理なく楽しむ姿勢を見せることで、子どもも自然に手伝うことを学びます。無理をせず、自然体で接することで、子どもとの関係が深まります。

<実践例>
家事を一緒に楽しむ:「洗い物を一緒にやってみよう」
一緒に遊ぶ時間を作る:「今日は一緒に公園で遊ぼう」
自然な会話を楽しむ:「今日あったことを話してみようか」

5. 子どもがのびのびと表現できるようにする

最後の心得は「子どもがのびのびと表現できるようにする」ことです。子どもが自由に自分の気持ちや考えを表現できる環境を提供することが大切です。これにより、自己表現力と創造性を育むことができます。

たとえば、絵を描く時に「何を描きたい?」と聞いて自由に描かせることで、子どもは自分の思いを表現する力を身につけます。のびのびと表現できる環境を提供することで、子どもの創造力を引き出しましょう。

<実践例>
お絵描きを自由にさせる:「何でも好きなものを描いてみて」
物語を作らせる:「自分だけの物語を考えてみよう」
自由に遊ばせる:「好きなようにブロックで遊んでみて」


おわりに

以上の5つの心得を日常の子育てに取り入れることで、子どもは自立し、自分の力で考え行動することができるようになります。親としての役割を果たしながら、子どもの成長を温かく見守りましょう。僕もこれまでの経験から、この方法が非常に効果的であることを実感しています。これからも一緒に子育てを楽しんでいきましょう。あなたの子育てが少しでも楽になることを願っています。

さらに詳しく子育てについて学びたい方には、僕の著書『ゆるめる子育て』をおすすめします。この本では、今回紹介した心得をさらに深く掘り下げ、具体的な方法や実例を豊富に紹介しています。読んでいただくことで、子育てにおける新たな視点を得られるでしょう。この記事を収録したラジオ放送も下記にあります。よければぜひ。

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ミスターおかっち


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