日曜日23時59分のままで

また始まる日が最近は億劫でたまらない。
追われる毎日は過ぎるのが早くて、慣れが追加されれば尚更に。
最近思うのは、なんの為に生きているのか？死にたい訳でもない。長寿のおばあちゃんがインタビューされてて、長生きですね？って聞いたら死んでないだけ。と返してた。なにかが刺さった。
タロットカードで自分を満たすってカードの意味は、自己満足なんだろうけど、何によって満たされるのか少しは見えた気がした。
自分の為に生きる。そう思ってたけど、そこに意味が見つからなかった。でもなんで知りもしない未来の為に頑張れるのか分からない。
いつ終わっても仕方ないし、それは分からない。だから今を全力で生きるとかはわかる。ただ自分も生きていない未来を考えるなんて出来たもんじゃない。そんな生き方を出来る人は単に凄いのか変人なのか。
とある日、私は自分に絶望した。分かってきてたし、そんな事を誤魔化してきた。私は過信してきたし、そう思わされていた。けど、単なるどこにでもある石で光るものは無かった。いや、光るはずだったけど磨く事をしなかった。出来ると信じていたがしなかった。
ずっと竜宮城で楽しんでた。その間の時間はあっという間で周りはいつの間にか知らない景色だった。そして私もうすうす感じながら玉手箱を開けた。煙は絶望だった。
過信しているくせに、誰よりも疑っていた。自分の中にある自信のなさは常に静観と諦めを提供してくれた。自分には無理だと思いつづけ諦めつづけ、可能性を捨ててきたのは自分だった。
そして、無能という言葉に出会った。
自分が凡人というよりも、無知で無能だった。愕然とした。それを受け入れた瞬間の絶望を忘れない。
そんな時に転機があって、今時間に追われている。24時間の短さに、自分に必要な8時間の睡眠すら削っても迎えたくない日の出。
1日が秒で終わる感覚に怖さを感じる。
それでも明日はくる。
最近俯瞰してコントロールが出来るようになった。自分と今まで以上に向き合えているように感じる。
けど、所詮とも思う。
今は、意味を探している。それが見つかれば。それさえ見つかれば。もっと早く見つけていれば。