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療育手帳再判定

利用者が療育手帳の再判定のため
検査を受けた。

以前は七歳くらいの知能指数だったが
今回は七歳十ヶ月くらいだったらしい。

 
でもそれは成長したとは限らない。
結果は体調や集中力や環境、ストレス等にも左右される。

 
 
利用者は大雑把に言えば
三つの区分に分けられる。

最重度の利用者は生後間もない赤ちゃんくらいの知能指数。
重度は幼稚園児くらいの知能指数。
軽度は小学生くらいの知能指数。

と、言われている。

 
だから七歳というのは妥当なのだ。

 
以前よりも結果がよいのは本人やご家族からしたら嬉しいことなのだろうが
福祉施設職員からしたら微妙なところだ。

というのも
利用者の区分によって
施設に入る補助金額が変わるからだ。

重度であればあるほど補助金額は上がる。

 
補助金があればあるほど
人を雇えたり
よりよい支援に繋がる場合がある。

 
施設利用をする障害者の場合
どこの学校を出ていても
中退していても関係ない。
知能があるかないかもそんなに関係ない。

施設を利用した際
適応できたり
どの職員とも関われたり
そんなことの方が施設側としては大切だ。

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