見出し画像

冬の毎年恒例行事

今の職場で働き出して三年目になり、年末の毎年恒例行事が自分の人生にとっても冬の風物詩になりつつある。

 
【年賀状】
利用者は各自年賀状二枚を職員と書くのだが(スタンプやカラーペンを使う)
それが終わった数日後、利用者帰宅後に職員はランダムで利用者数名分年賀状を書く。

 
私の職場は利用者への年賀状が一人一人違うというこだわりっぷり。
基本デザインは一緒だが、年賀状に使われる利用者の写真数枚はその人個人のものになっている。

前施設長が年賀状を刷った後、職員はランダムで選んだ年賀状に文章やイラストを添える。

 
どの職員も基本的には誰の年賀状でも書けるが(うちの職場は連絡帳も様々な職員が書くし)
正直、書きやすい利用者と書きにくい利用者がいるのは確かである。

さて、私が書いた年賀状は喜んでもらえるかな。

 
 
【年越しそば】
毎年27日に蕎麦屋さんから善意でそばが届く。
プロが作るできたてのそばは美味だ。

保護者がネギを寄付してくれるのも毎年恒例。

 
 
 
【大掃除】
毎年28日に大掃除を行う。
保護者にも任意で来ていただくのだが、驚くべきことに9割の参加率である。
毎年のことながら驚く。

うちの職場は掃除への熱意が凄まじく(はたまた前の職場が掃除が大雑把だったのだろうか)
家事力が低い私は毎月の大掃除(保護者は不参加)でさえ嫌な思いをしているので
年末大掃除はプレッシャーで憂鬱過ぎる。

 
保護者とは関係良好なのでキャッキャ話せて和やかな雰囲気なのだが
掃除に関して上からあれこれ言われるのではないかという気持ちは常にある。

 
今年の大掃除も色々と不安なこともあったが
なんとか無事終わりよかった。

 
今年は事務仕事が終わらないわ冬季限定グッズが売れないわでバタバタしたが
なんとか冬季限定グッズは27日に無事完売したのでよかった。

 
大掃除前に上が完売を発表した時、私の苦労を知っている仲良しな保護者が目配せをし、上がいない時に声をかけてくれたのも印象的だった。

本当、保護者は優しい。

 
年内に事務仕事は終わらないと覚悟していたが
なんとか最低限は年内に終わったのでよかった。
穏やかな気持ちで仕事納めができた。

 
「よいお年を。」と頑張って言う利用者も
「お迎えください。お迎えください。」と何故か後半を繰り返す利用者も
年末年始に施設が休みで寂しがる利用者も
誰もが愛しい。

 
仕事はまだ残っているけれど年内にしなくてもいい。
続きは来年頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?