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並外れた努力をしなくても並外れた結果は残せる

コロナ相場にも乗り、1年間の資産運用のトータルリターン(上昇幅と配当収入)が現在働いている額面給与額を抜きました。

これは、数十年に渡って右肩上がりの米国のS&P500やハイテク銘柄多いナスダック100といったインデックスに連動する(日本でいう日経平均株価に当たる)投信を主に積立でコツコツと長期投資をした結果でした。

購入方法は、毎月例えば100円をあるインデックスに連動する投資信託を証券口座で定額購入する設定をしておけば自動的に100円でそれを購入してくれます。

銀行口座に預金を預けてもお金は増えません。下記のウェブサイトで紹介されている東京スター銀行の定期預金の金利ですら0.25%です。例えばこの金利で100万円を預けて金額を倍にするには何と288年も掛かってしまい、これは、江戸時代を過ぎて明治時代にまでいってしまう年数です。

複利計算で倍にする計算式は72という数字を覚えておくと便利です。

72÷0.25=288年!!

それに比べてインデックスを計算しているS&Pが公表している米ドル建てのS&P500の10年間における各年の年率パフォーマンスは11.86%です(2021年5月3日現在)。この数字だと6年で倍になる金額です!

 72÷11.86≒6年!!

もちろん、リスクは取りたくないでも資産を増やしたいという方もいるかもしれません。リスクの捉え方は人それぞれで、中には投資をやりたくないという方もいるかもしれません。

考え方は人それぞれですが、リスクを取らないリスクもあるということを今の時代は念頭に置いた方がよいと思います。コロナが収束し、何が残るかというと、確実に言えるのはコロナで使った巨額の国の借金です。

国は借金を減らすため、国民が負担する社会保障費は増え、年金も受給額が減らされるか、受給年齢をさらに後にされる可能性が高まります。

座して全てなすがままに時に任せるか、自ら主体的に行動してリスクを取って結果を残すか。どちらが良い人生かどうかは明白です。

私は並外れた努力はしませんでしたが、コツコツと定額で米国インデックスを積立て購入した結果、コロナ相場を迎えて並外れたリターンを手にすることが出来、会社組織に属さなくても生活していける気概が出てきました。

投資や資産運用は適切に勉強すれば、確実に皆さんの金融リテラシーをつけ、人生を豊かにしてくれるツールにもなります。



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