20210813_日経朝刊まとめ

一面記事のみ

①人権の デューデリジェンス
花王、洗剤などの原料の生産地、シンガポール等の農園を調査。人権に配慮されているか?労働者が劣悪な環境に置かれていないか?
塩野義製薬も同様の動きを今年中に。サプライチェーンの中で人権侵害が行われていると商品が選ばれない、ブランド棄損のリスク。
(感想)先月のユニクロに関する報道を思い出した。人権問題が指摘されている新疆ウイグル自治区の綿を使用しているのではと疑いがかかり、フランスの検察が捜査に乗り出す事態になった件。ひとたびこういう報道が出ると確かに嫌なイメージが。企業にとっての新たなリスク、上場企業を中心に調査の本格化が予想される。

②リスキリング(3日連続)
男性と女性の差に焦点を当てた切り口。女性は出産や育児のため正規雇用でない人も多く、男性が仕事の中心、女性が補完的な仕事、たとえば事務職など、という良くない役割分担があった(今でも根強く残っている)。特に商社や金融機関、保険会社などは事務職の女性を多く雇ってきた。しかし、そうした仕事はいまや、人工知能やロボット(AIやRPA)に取って代わられようとしている。また、日本では簡単に従業員を解雇できない。つまり、このままでは人材を持て余してしまう。
(感想)学びなおしにより成長性の低い仕事から成長性が高い仕事へと、というのがこの記事の一貫した主張だが、こういう切り口もあるんだな。仕事がなくなる事務職の女性が、プログラミングとかデータ分析とか学んで転職するようになったら。確かに日本経済強くなりそう(?)

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