2018キャンツー集い 輩の旅装
2018年 三回目になるキャンプツーリングの集いをやりました。
各々が自転車に積めるだけのキャンプ道具(テント・寝具・自炊道具)を持ってきて、あくまでも自己完結だけど、相乗効果で楽しくなろうみたいなイベントです。
どんな自転車×テントが集まったかっていうと、MTB4台、シクロクロス1台、その他1台、そして1㎏を切るシェルターから2㎏オーバーのツーリングテントまで多種多様。
どうしても、自分の身の回りの人の趣向からしてオフロード系の車体が多くなってます。積載に関しても6台中4台がバイクパッキング方式で、よりアクティブに動ける仕様のものが多かったですね。
一泊二日で長距離輪行も絡んできますから、軽くて輪行も楽な仕様に流れていくのはうなづけます。
さて、来た自転車たちを
・自転車名(車種・ホイル径・フレーム材質)×テント製品名(種別)
という感じで表記し、紹介しましょう。
・STANTON SWITCHBACK(MTB・27.5・クロモリHT)
×モンベル ULドームシェルター(シングルウォールシェルター)
フロントはモンベルのクランポンラップ、雪山登山用のギアケースを流用しています。ほかはブラックバーンのバッグ。
輪行時にバイクに着けているバッグを入れてしまうため、別途45Lのザックを背負ってました。中身スカスカの状態で背負って走っているとはいえ、その背中の迫力はなかなかのものでした。
ヘリノックスの椅子はじめ、キャンドルやミニテーブルなど、テン場での居住性を向上させる装備も充実。
・PARKPRE(MTB・26・クロモリHT)
×バンドック ソロドームUL(ダブルウォールテント)
クロモリHTにパズルのように組み合わせたバッグ群がステキ。専用品と流用品のミックスが秀逸です。ハンドルバー前のバッグはハイキング用のサコッシュだそうです。そして、ザックは無し!これでダブルウォールのテントを持っているのでかなりまとまってます。
近年はやっているバイクパッキングスタイルとは違った、ゴリゴリありものを組み合わせる方式は武骨なカッコよさがあります。
・PANASONIC(MTB・26・クロモリフルリジッド)
×モンベル クロノスドーム2(ダブルウォールテント)
パナのオールドMTBにフレームバッグ+ニットーのランドナー用フロントキャリアという古今折中のパッキング。コンパクトなフロントキャリアを取り付けて、そこにドカドカ積み込むのは割と良いものです。自分も一時期やっていました。
これのほかに15Lのザックを背負って、コンプリートされるパッキングだったのですが、これ、シングルウォールシェルターやツエルトの類になるとザックも不要になるのでは?なんて考えたりしてまいます。
・CHARGE TOASTER(MTB・27.5・クロモリHT)
×モンベル ステラリッジテント1(ダブルウォールテント※山岳用)
HTにリアキャリア、オルトリーブのバックローラークラシック。パニアだと、ドカドカものを詰め込めるし、パッキングに割く労力が少ないので、キャンツー始めるならこれじゃないかなと思います。勿論、ザック無し!
今度ヨーロッパにロードで行くそうで、その時に使うテントやクッカー盛りだくさんでわくわくする装備でしたね。
クッカーはSOTOのストームブレイカーというガス・ガソリン両方使えるもので、注目の的でした。
・TNI CX EXTRA(シクロクロス・700・アルミ)
×Black Diamond BETA MID?(フロアレスシェルター)
旅路の途中での参加+唯一のスリックタイヤ!こりゃあ非常にうれしいですね。
リアキャリアに小型のフロント用パニア+各種バッグ類でまとめてある、ビシッとしたツーリング仕様です。勿論、ザックは無し。
フレームに巻き巻きされたポールや、ボトルケージのアルコール燃料など旅情を感じる生々しさが光ります。
フロアレスシェルターは広さがあり(4人くらいなら中で宴会ができそう)、その割に軽量で、蚊や雨水の心配がなければ結構良さげな選択ですね。
・柳サイクル JAGER (山岳ツーリング車・24inch・クロモリ)
×ヘリテイジ クロスオーバードーム(シングルウォールシェルター)
これは自分のバイクです。ザックなしでキャンツーするのはこれが二度目。ハンドルに15Lザックを括り付けちゃったのが肝ですね。山サイ派なのでザックに頼りがちですが、背負わないだけでかなり軽快。
ヘリテイジのシェルターは軽く、小さく、広げればでかい、そして設営が早く簡単なので、ツエルトより重量がかさんでも持つ価値あります。
トップチューブバッグやサドル後ろのザックホルダなど、結構自作物が多めのパッキングです。
来年はどんな輩が集まるのか、楽しみでなりません。
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