ガバナンスとマネジメントの違い。
本日、WITさん主催のイベントで、エンパブリックの広石さんのお話から、改めて学ぶ機会を頂きました。
それはもちろん、こうやってオンラインで久しぶりにお顔を見られて本当に嬉しかったです。
こちらメモ程度に、簡単に備忘録として。
想定以上の変化が起こる、これからの未来に向けて
ありうる未来が変わり続ける社会において、私たちは何を目指し、誰と手を取り、どんな世界を作っていこうとしているのか。
そのために、どんなチームでありたいか。
ここを中長期的に変化に適応しながら整えていくのがガバナンス。
個々のプロセスを個別具体的に課題解決していくのがマネジメント。
事業計画や目標は、通常ありたい未来から逆算して作る。
その前提は、予測可能な社会背景や構造となっている。
しかし、気候変動、感染症など、前提が変わる社会においては、ありたい未来だけでは難しい。
だからこそ、それを見据えた多様なボードメンバーを据え、そして多様なステークホルダーと協働していくことが、とても重要になる。
そこをアプローチするには、マネジメントだけでは難しく、ガバナンスが重要。ガバナンスは、不正防止だけではない。
何のために存在する組織なのか?
変わる未来において、組織のパーパスは何か。
これが全てのステークホルダーにとって重要になる。
何より、一緒に活動するスタッフにとっても。
その中で、ウォールマートの事例は、ガバナンスとマネジメントの違いを理かうする上で、とても印象的だった。
パーパスをそれを実現するために、どんなチームを作るか。
そして、資源と資産の違いも、なるほどと。
資源は使ったら無くなるけど、資産は使うと豊かになる。
国際統合報告フレームワークと社会的インパクトもよく考えていきたい。
ガバナンスとマネジメントは特定の人の独占事項ではない
一般的にはガバナンスは企業統治と言われるように、トップの役員が行うイメージがある。同様にマネジメントも管理職が担うイメージが。
しかし、それらはトップや管理職だけが担うわけではなく、現場でも重要であり、むしろ現場がその意識があるチームがしなやかで力強い組織ではないだろうか。
それは、自分たちがどんな未来を、社会を作っていきたいか、そのために何が必要か、それを考えられる人が一人でも多いチームだと思う。
僕らの仕事(医療、介護、福祉)は、実は社会や世界と繋がっているし、豊かな未来につながっている。目の前のことに追われていると、なかなか見えてこないけど、でも実は、とても重要で尊い仕事をしている。
そんなことを体感でき、そして組織や社会が変わることで、未来が変わることを一人でも多くの人が実感して欲しい。
そんなことを改めて感じた研修会でした。
そして、ガバナンスとマネジメントの違いですが、縦軸は抽象度、横軸は介入度(直接or間接)なのかなと、ぼんやりと感じまして。
企画頂いた、みおさんはじめ、WITの皆様有難うございました。
そして、お話し下さった、広石さんも有難うございました。
何より、一緒に場を共有し、素晴らしい学びの機会を作ってくださった、参加者のみなさま、本当に有難うございました。
サポート有難うございます。難病の治療や入院費に当てさせて頂きます。勇気頂き感謝です🙇♂️