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初めての民間高齢者施設への災害支援

Patchのメンバーと高齢者施設へ

11/8に長野県のある高齢者施設に、台風19号の災害支援活動に、Patchのメンバーと参加してきました。

Patchは、僕の知る限り日本唯一の、現職の介護福祉職ののネットワークによる災害時の民間の事業所間のめちゃくちゃ熱い介護支援チーム。
当日の内容はこちら。

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当日の朝は、長野県の某駅でピックアップして頂き、その施設へ。
それにしても、長野は寒かった。

これまでの支援活動では、避難所にいる被災者、在宅にいる被災者、仮設住宅にいる被災者などの、個人を対象とした活動でした。

また、石巻市では補助金を活用した事業を行なっていたという意味では、行政の支援も担っていました。

今回のような、民間の施設は初めてでした。
そこで、改めて民間への医療ではない、施設の支援について考えました。

そもそも、民間の高齢者施設に支援って必要なのだろうか?

石巻での活動から、災害支援はあくまで緊急時であり、既存の資源が稼働しているのであれば、既存の資源に移行を進めてきました。

例えば、仮設住宅にいる障害者の支援を医療法人の訪問リハへ移行しました。

また、仮設住宅で生活機能が低下してきている人は、保健師さんへ連絡し、介護保険の申請やケアマネージャーへ繋いで頂き、平時の資源に繋いできました。

支援が、民業を圧迫しないよう、注意してきました。
これは、保健所の方もおっしゃっており、行政の方も注意しているのだと学びました。

そして、今回のようなケースです。
もっと考えると、このような被災事業所は沢山あることと思います。

僕自身も、要介護者、障害児、障害者の通いのサービスを担っているので感じますが、もし被災したらそれを立て直すのは、とても困難です。なので、日常に戻れるまでは、支援者の方がいて下さるとととても助かります。

それも、このような特殊な状況に配慮した活動をして下さるのであれば、なおさらです。

なので、支援は必要です。

民間施設の地域を超えたネットワークを

災害支援の団体やメディアでは、福祉避難所や避難所、被災病院に注目が集まります。緊急性が高い施設だから当然です。

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上記のような支援の現状などと合わせて、被災した民間事業者の支援なども考えていきます。

もう、日本中どこで災害が起こってもおかしくなく、被災時は地域を超えた支援が必要になるので、地域内はもちろん地域を超えたネットワークも構築していきましょう!!

そして、このような情報を収集しながら、機会があれば活動したいという方は、ぜひPatchのフォローと支援をお願いします。

りぷらすの活動はこちらを





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