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駆け抜けたもの

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何となく思っている事書きます。今日の自分、今の自分は常に過去だと思っているので、矛盾がある内容もあるかもしれません。適当につまんでください。
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風と一緒

音がなく引きずられ、あったはずなのに見えないものになる
楽にたどり着けたはずなのに、吹かれてしまった

跡は何もなく、えぐれているのではないかとも思えた
見透かされそうで隠していきたいと思えて

ぽろぽろと崩れていく
一つの何かが、連なるというか固まって
それになっていく

例えばね

例えばね

例えばの話で一生を語れちゃうくらいには君を好きだったのにな

今、僕が出来る例えばの話には、色んな君が出てくるけど

どれもふわっとしてて

君に笑われた位には語れないかも

だから僕はもう人生を語れる

憧れになりたかった

憧れになりたかった

憧れたいから憧れになりたくて

憧れにはなれなかった

同じ所の景色を見られなければ

同じ所を向いてはいけない気がしてた

平行線をどこまでも続けて

憧れは憧れに終わっていく

目を閉じたときに移り変わり

留めてはおけなかった

帆

いつかたどり着く港に

思いを馳せて

波に任せて進んでいく

波の向きは変えられなくても

帆の向きは変えられるから

そんなに大きくは変わらない

けど、向かいたい場所に帆を合わせてはいたい

水をなんと思う

水をなんと思う

日が変わると

気が変わる

自分が無数にいる気がして

毎日が自分の手作りであり

毎日が自分の創作

日々の心の機微に動かされ

別段そこに意思を感じられない

作る日々に移る時事

木のざわめきを逆手に感じ取れる

幹の先の葉ではなく根を育てて行く

そこに成長がある

創作について

創作について

好きな音楽をけなされると悔しくなる

自分の事はなに言われても怒れないくせに

きっとそこに命を感じるから

自分には血を感じられないけど

芸術には血を感じられる

毒

自分にも害となる部分はあるのだろう

常に意識してしまう

生きにくさ、とまではいかない

しかし得にはなっていないだろう

サソリやフグは自分の中の毒を

恐らく意識してはいない

そんなもんなのだろう

ならばいっそ毒を出してしまいたい

毎日

毎日

何かを生み出そうとするときには

何かが消費していく

犠牲とか代償とかそんな言葉で表現されるものでなく

消費したことにすら気が付かない

でも形作る大きな要素であった

日々はそれの繰り返し

作って無くして繰り返して

毎日を作り消費していく

遠回り

遠回り

少し離れた表現が好きで

それを伝えるのはとても困難な事に

君に会って気付いた

いつも遠回りしていて

それも気楽に感じていたのに

今日はなんだか近道をしたくなったのに

道を知らない自分に悲しくなる

例えばの言葉

例えばの言葉

ありきたりな言葉を

ありきたりに投げかけて

返ってくる言葉に魅力を感じないのに

ありきたりな事しか言えなくて

言いやすいのもありきたりな言葉

ありきたりだからこそ

繰り返し伝えなければ響かない

円を描く

頭の中に円を描いた時に

それは綺麗な円となる

そこから何かを生み出そうとした時に

崩れて壊れる

自分は円の中心でなく

外側なんだってその時に知ることが出来る

忘れたいこと

忘れたいこと

考えすぎないようにって考えすぎて

結局は考えてる

色んな事を忘れてきたのに

忘れ方ってずっと忘れたままだな

ふらふら

ふらふら

振れる気持ちに身を任せて

街をふらふら歩いてる

どこに着くかも分からないけど

いつかは止まるだろうと

進んでる

歩けなくなった時にいる場所が終着点

映画を見ました

映画を見ました

一度見た映画を見た

10年くらい前の

あの時は、素直に感動して

何も考えずに見られた

泣いていた

見返した時、そこには

今では何かと問題になりそうな表現が多く使われていた

人を守るための考えは、本質を見失わない様にしなければと思いながら

また泣いていた