シフク

自分にあるものを表現する場を作りたく始めました。 よろしくお願いします。 基本的には…

シフク

自分にあるものを表現する場を作りたく始めました。 よろしくお願いします。 基本的には詩の投稿をしていこうかと思います 人のなにかに寄り添える様な文章を書きたいと思っています。

マガジン

  • 駆け抜けたもの

    何となく思っている事書きます。今日の自分、今の自分は常に過去だと思っているので、矛盾がある内容もあるかもしれません。適当につまんでください。

  • 生まれなかった悲しみ

    思いついた詩を不定期で投稿していきます。皆さんの心のフックのどこかに引っかかてくれれば良いなと思います。

最近の記事

風と一緒

音がなく引きずられ、あったはずなのに見えないものになる 楽にたどり着けたはずなのに、吹かれてしまった 跡は何もなく、えぐれているのではないかとも思えた 見透かされそうで隠していきたいと思えて ぽろぽろと崩れていく 一つの何かが、連なるというか固まって それになっていく

    • 例えばね

      例えばの話で一生を語れちゃうくらいには君を好きだったのにな 今、僕が出来る例えばの話には、色んな君が出てくるけど どれもふわっとしてて 君に笑われた位には語れないかも だから僕はもう人生を語れる

      • 小銭並べ

        なんとなく貯めた、というより放置した小銭を数えてみた。 思ってたよりも大した金額にならず でも整理した手前、また放置する気にもならず ぼーっと使いみちを考えても特に何も思いつかない。 ふと思い返すと、子供の頃に手にした小銭にはいろんな可能性感じられて お札なんて怖いくらいだった。 小さな幸せに満足出来なくなった訳じゃないと思う 道端に咲いてる花を綺麗だなって思ってる自分もちゃんといる。 でも、そんな自分を冷めた目で見ている自分がいることにも気付いている。 な

        • 憧れになりたかった

          憧れたいから憧れになりたくて 憧れにはなれなかった 同じ所の景色を見られなければ 同じ所を向いてはいけない気がしてた 平行線をどこまでも続けて 憧れは憧れに終わっていく 目を閉じたときに移り変わり 留めてはおけなかった

        風と一緒

        マガジン

        • 駆け抜けたもの
          32本
        • 生まれなかった悲しみ
          89本

        記事

          エンドロール

          悲しみと喜びなら、だいたい悲しみのほうが強いはず 努力とかそんな物の後に来るものに 価値を見出すことなんか出来るだろうか きっとそうじゃない、きっとそうなるだけだった 分からないままに動いてしまって そうなっていく 瞬間の感情で良いのなら、破滅すればいい だからハッピーエンドだけを求めない ただ、知らない所に着くだけ

          エンドロール

          いつかたどり着く港に 思いを馳せて 波に任せて進んでいく 波の向きは変えられなくても 帆の向きは変えられるから そんなに大きくは変わらない けど、向かいたい場所に帆を合わせてはいたい

          タイミング

          こぼしてしまった言葉 今さら拾って投げても誰に届くわけでもなく 自分の中に積もっていく 払えたらいいのに 払えたつもりでいても いつの間にか積もっていて 少し払ったくらいでは広がるだけ 燃やせたらいいのに 火を付けるのが怖くて そっと積もらせてその時を待っている 隠せなくなったときに 溢れては、どこにも行かなくなってて また積り燃え消えてなくなればいいのに

          タイミング

          水をなんと思う

          日が変わると 気が変わる 自分が無数にいる気がして 毎日が自分の手作りであり 毎日が自分の創作 日々の心の機微に動かされ 別段そこに意思を感じられない 作る日々に移る時事 木のざわめきを逆手に感じ取れる 幹の先の葉ではなく根を育てて行く そこに成長がある

          水をなんと思う

          強い人

          真っ赤な空に浮かぶ黒に なんだか悲しさ感じられなくて 確かにそこにある気がしてたけど 本当はなかったんだって 簡単な事に気がつけなかった 悲しいふりをしているとき 本当は悲しいなんて思ってなくて 心が空になったときに急に気付かされる 雨でも降ってくれたら少しは格好付くのに いつも知らぬ間に乾いてる

          創作について

          好きな音楽をけなされると悔しくなる 自分の事はなに言われても怒れないくせに きっとそこに命を感じるから 自分には血を感じられないけど 芸術には血を感じられる

          創作について

          拠り所

          狂ったようにしがみつきたい朝に 僕の体は順応してくれない 剥がれていくものをかき集めて それでも全部は満たされない しっぽでも生えたような気になるとき その瞬間に切り落とされて また生えてくるときを何となく願ってしまう 壁に貼り付けないくせに 手と足には吸盤が付いていて 汚いなんて思われても 張り付きたくてすがってしまう しがみついていてね朝に 貼り付いたように夜が来ても

          雨降ってきちゃったね

          今でもきっとそこに行くと思い出す そんな場所に思いを馳せて でも確かには思い出したくなくて 行けないままでいる ずっとそこに行くと思ってた 懐かしいなんて言葉の中に収まらないはずだったのに 古くなっていく記憶に喜びと悲しみが同居している あの日、降ってきた雨 寒いねなんて言って二人で傘をさす 君が寒くないように僕は濡れてもいいなんて そんな格好つけたこと心で思って きっと君にはバレてたかな 恥ずかしいな、本当に恥ずかしいな 嬉しい時に雨は流そうとする

          雨降ってきちゃったね

          自分にも害となる部分はあるのだろう 常に意識してしまう 生きにくさ、とまではいかない しかし得にはなっていないだろう サソリやフグは自分の中の毒を 恐らく意識してはいない そんなもんなのだろう ならばいっそ毒を出してしまいたい

          毎日

          何かを生み出そうとするときには 何かが消費していく 犠牲とか代償とかそんな言葉で表現されるものでなく 消費したことにすら気が付かない でも形作る大きな要素であった 日々はそれの繰り返し 作って無くして繰り返して 毎日を作り消費していく

          遠回り

          少し離れた表現が好きで それを伝えるのはとても困難な事に 君に会って気付いた いつも遠回りしていて それも気楽に感じていたのに 今日はなんだか近道をしたくなったのに 道を知らない自分に悲しくなる

          それ

          綺麗な物から目をそむけ続けてきて でも綺麗じゃないものは見たくなくて そんな二つの気持ちが同時にある なりたいと憧れと尊敬とは違くて でもどれも持ち合わせている 夢の世界に落ちた時に きっとそれに期待しながら また浮かんだ時になんて思うんだろう きっと、さよならかもね