花粉症でもてはやされる“じゃばら”の噂を探ってみます。
食品成分系のカタカナがどうも苦手な、だいふくやです。
おはようございます。
花粉症に効くということで一躍有名になった“じゃばら”。
収穫しながら「あの噂って本当なのかな?」と気になるので調べてみました。
今日は“じゃばら”の話を少し。
花粉症と“じゃばら”
“じゃばら”には他の食べ物に比べ、アレルギー症状を緩和してくれる『ナリルチン』という成分が多く含まれています。
これです。
モテモテの秘訣は、ナリルチンでした!
収穫時期は?
“じゃばら”にナリルチンが多く含まれている収穫時期は、11月初旬。
この頃をピークに、ナリルチンの量はわずかながら減少します。
我が家での収穫は12月まで続きますが、その頃にはほぼ黄色く熟しています。
ナリルチンをめいっぱい!と思うときは、まだ青々としているじゃばらの実をゲットです。
果汁よりも皮!
市販のじゃばらジュースには、皮の粉末が付いている商品もあるくらい、ナリルチンは皮にたくさん含まれています。
せっかくなら、皮も一緒に食べましょう。
食べ方は?
熱を加えることによって、こちらもわずかながらナリルチン量は減少します。
できれば、加熱せずに生のままがいいようです。
というわけで・・・
花粉症→ナリルチンが気になる方は、青々とした若い実を丸ごと、加熱せず!これです。
皮ごと薄く輪切りにして、砂糖漬けor蜂蜜漬けはどうでしょう?
できたシロップをお湯や炭酸で割って、そして、果肉も食べるのがいいかも。
ナリルチン、ありがとう。
覚えたよ。
だいふくや流“じゃばら”との付き合い方
・下草を刈る
・虫と闘う
・年に一度の鶏糞
我が家には50本くらい“じゃばら”の木があります。
数本枯れました。
鹿に葉っぱを食べられ、枝を折られて弱っている木もあるので、収穫まっさかりは30本くらいです。
山のふもとで栽培する場合は、まず、獣害対策、ネットなどでしっかり囲いましょう。
夏に茂る草を刈り、風通しよくしておきます。
収穫が終わったら、ありがとうの「お礼肥え」。
なにより、一番手がかかるのがカミキリムシです。
触角がピヨーンと長くて、体はテカテカ。
夏の初め頃にやってきて、木に卵を産み付け、幼虫が育ち、木に穴をあけてしまいます。こうなると木が枯れます。
木の幹に怪しげな木の粉(糞)が出ているのですぐにわかります。
申し訳ないけど退治しましょう。
“じゃばら”ってやっぱりスゴイ!
「邪を払う」というところから名前が付いていて、縁起物としても使われることもあるようです。
今年は、お正月の飾りにもしてみようかと思っています。
花粉症だけではなく、他のアレルギー症状にも効果がありそう。
これからは胸張って“じゃばら”をオススメしたいと思います。
こちらから勉強させてもらいました。
・農林水産省食料産業局「健康な食生活を支える地域・産業づくり推進委託事業」/株式会社野村総合研究所
・日本じゃばら普及協会
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