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「行きたくない」をどうするか? : 専業主婦家庭の我が家の場合


一見元気な子どもから
「学校(幼稚園)行きたくない」
と意思表示があった場合、
どう対応すればよいのか非常に悩みます。

我が家のように、そもそも言葉でのコミュニケーションが難しいと言葉の真意を読み取る難易度がさらに上がります。
そうでなくとも、大人だって感情の引き金になっている原因の自覚、言語化は難しいです。
では、我が家はどうするか。
長男や次男とのやりとりの中でで最近確立した我が家の基本姿勢について記録しておこうと思います。


基本姿勢

一段階目:気分転換した後、再度聞く
二段階目:選択肢を提示
⇨それでも行きたくない場合は、休む

休ませる理由
①親子間の信頼関係の方が大切
②自立するまでは生活すべてが練習
③違和感が言葉にならないだけかも
④心の傷は目に見えない
⑤本人が笑顔で過ごせることが一番

休ませた日にすること
・家事手伝い
・基本、通園通学時間は親の指示に従う




我が家の結論は、
『親子仲最優先』です。

親を信頼して欲しいし、頼って欲しいし、長い目で見れば学校や幼稚園へ行くことよりも、その日その日の親子仲&家族仲が良い方が大切。他にもいろいろ理由はありますが、一番はこれです。

だいたい週5フルで幼稚園や学校に行くだなんて、多くないですか?
楽しんで行ける(この状況を受け入れるキャパがある)ならまだしも、過度な無理をしてまで行かなくていいと私は思います。

前向きになれない場所に我慢してまで毎日行く意味はあるのか。それって本当にやらなければいけないことなのか。生きている意味とは??
もしかしたら別の選択肢があるかもしれない。

そう考えるようになりました。
幼稚園や学校へ行くかどうかなんて大した問題じゃない。

何歳になってもいいから最終的に社会と自分の折り合いをつけて、少しでも自分で自分を楽しませられるようになることが、まずは生きていく上での基本なんじゃないかと思うんです。
親の加齢もあるためこれは理想論かもしれませんが、その子なりの成長度合いや成長スピードに合わせて一つ一つ課題をクリアし、その目的に向けて着実に歩むことが遠回りのように見えて、一番確実な方法のように思います。

幸せだと思う瞬間を自覚し、その心に従って選択肢を考えて行動すること。

大概のことは大したことじゃないし、
本当に大事なことだけおさえればよい。
本当に大事なことが分からなくなることの方が恐ろしい。

それが今の考えです。




先日、幼稚園に通う次男の面談がありました。

最近の次男は、週末になると登園拒否をしています。
毎週木曜日あたりからしおらしく「いきたくない」と言い出し、金曜日は行ったり行かなかったり。次男は同時期の長男ほどではありませんが、言葉が平均よりゆっくりめなので、いまいち真意が分かりません。

普段の様子はと言うと、降園後は明るく「おかあさん あいたかった~」と笑顔で毎回ハグ、幼稚園の行事参観でも楽しそうに過ごしています。
そんな様子に、私も特別なにか行動を起こすわけでもなく経過観察のような状況でした。
(長男のときだったらもっと心配して動いていただろうけれど(;´∀`))

そしてそんな経緯あっての次男の面談。
少しドキドキしながら息子の様子を聞いたところ、まさかまさかのはしゃぎっぷり。先生方からはよく見てもらい、可愛がられ、とても楽しそう。友人関係も良好。
幼稚園に行ってしまえば、家の様子とは裏腹に楽しんでいることが分かりました。


・・・どういうこと???


とても繊細で、気性が荒く、負けず嫌いな次男。
両極端なものを持ち合わせた息子なりの葛藤を感じました。

面談で先生には「週末は疲れるようなので、今後も休むかもしれません」と、お伝えしました。急がず焦らず少しずつ社会勉強をしていけばいいかなと。

息子たちにはのびのび育ってほしいし、私自身ものびのびした気持ちでこの子たちを育てたいものです。



※後日談
この間の週末金曜日の出来事。
「昨日休みたいって言ってたし、今日は絶対休むはず。」「お弁当作るのやーめたっ!」そう思って次男の準備を全くせずに別のことをしていたら、起きてきた息子はなぜか行く気満々。
天邪鬼な息子の性格をすっかり忘れていました。

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