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私の短歌:「居酒屋・飲食店」を詠んでみた

2021年7月4日のNHK短歌のテーマは「居酒屋・飲食店」でした。私の投稿歌はこんな感じです。

居酒屋の「いらっしゃいませ」聞いてすぐ声のボリューム上げる僕らだ

私は全然お酒を飲まないし、そもそも居酒屋好きじゃないから、まったく気持ちが入ってないんですよ。入選した人たちは飲み会好きそうだったなあ。具体的な店の名前が出ていた作品がけっこうありました。

カウンターに君と並んでそわそわす上から瓶が落ちてきそうで

ボトルキープのボトルなのかな?カウンターの上にボトルが並べてある飲み屋って多いですよね。あんな危険な場所に落ち着いて座れないわ、ワクチンの副反応より確率的に高いんじゃないの、と思っています。

我が体は小麦も酒も受け付けぬ飲食時短それがどうした

これは投稿してないですが、実は私の本音です。正直、自分には何のインパクトもないんですよね。めったに外食しないから。

開店後五年以内に半分がつぶれてしまうそれが飲食

投稿せず、の自分でもボツの短歌。実際、コロナがなくても飲食は5年以内に半分がつぶれます。そういう業態なんです。「昨日、友達の店がつぶれた」と五輪に八つ当たりしていた芸人のニュースを見ましたが、それって五輪のせいでもないし、もしかしてコロナのせいでもないかも。感情的になる前にちょっと考えた方がいいのでは、と思いました。

今回のテーマは自分にあまり縁のないものでした。詠む対象に何らかの思い入れがないと向き合うのは難しいです。なんといっても「会食」「飲み」自体がない今の状況がとても快適なので、このまま続いて欲しいのですよね・・・すみませんが、それが本音です。食べ物アレルギーがあったり、飲みが嫌い、内向的、という人は同じじゃないかなあ。(終わり)

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