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基礎のきそ:金融リテレシークイズ(6)債券と金利を学ぼう

こんにちは。日米の証券アナリスト資格を持つだいだいです。日本人は他の先進国民に比べて金融リテレシーが低いと言われます。人生80年時代、変な話にひっかからず賢くお金を働かせるために、まず債券と金利を学んでみましょう。今回は6回目です。借りる、運用するの両面で大事な利回り、利率、(債券)価格の関係をしっかり理解して生活に活かしていきましょう。

問26 100万円を借りました。借入金利は複利で年率20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高が倍になるでしょうか。

A. 2年未満
B. 2年以上5年未満
C. 5年以上10年未満
D. 10年以上
E. 倍にはならない

問27 100万円を10年間、複利で年率5%で運用できたとします。10年後にはいくらになりますか?

(税金・手数料は考慮に入れないで、1万円以下を四捨五入します)

A.  125万円
B.  150万円
C.  160万円
D.  180万円

問28 次のうち、債券の利回りを左右する要因は何ですか?

(複数回答可)

A.     市中金利(短期、長期金利)の変動
B.  発行体 (国や企業)の信用力
C.  満期までの長さ
D.  満期より前に償還する条項(コール条項)の有無
F. 上記のすべて

問29 「表面利率0.20%の長期国債(10年満期)は、発行後いつ買っても利回りは0.20%である。」正しいですか?

A. 正しい
B. 間違っている

問30 「長期国債を市場で買って満期まで保有すれば、損をすることはない」正しいですか?

A. 正しい
B. 間違っている

さて、いかがでしたか?回答は2023年1月8日前後に発表予定です。そして、金融リテレシークイズの第一章、債券と金利の基礎としては、いったんこれで終わりとします。金融リテレシーの中で金利や利回りの理解は必須項目です。何度も復習して、自分のものにされることをお勧めします。(この項終わり)

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