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非モテの僕が気付けば夜の順番待ちされてた話

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学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか〜その7

先輩と話して、自分が全くイケてる人間ではない事。
先輩のおかげで女の子と会話が出来ていた事。
その全てを理解してから、僕はこれまで以上にモテたいと考えるようになった。

しかし現実は甘くなく、女の子に無縁だった人生の遅れを取り戻すのは、思った以上に困難を極めた。

そして、何かに取り憑かれた様にクラブに通った。

クラブに行っても、現実を知っている僕は、女の子に声をかける事もままならない状態になっ

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学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか~その6

先輩の言葉を聞いているうちに、さすがの僕も理解した。

あぁ、女の子が名前も覚えていない僕と、30分も話してたのは、先輩が居たからなんだと。

そもそも、僕の存在なんて、女の子からしたらどうでも良くて、本当の目的は僕の先輩と一緒にいる事だったんだ。

そんな事にも気が付かなったなんて…
情けないという感情と共に、なんとも言えない感覚に陥った。

その日の仕事は、その事で頭がいっぱいで、いつも以上に

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学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか~その5

学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか~その5

『あの後、3人でホテル行ったよ』
先輩の口から出た言葉に、あまりの衝撃でぼーっと立ちすくんでしまった。

『…..っ…おーい』
心配そうに僕を見る先輩だったが、僕の目に生気が戻ったのを確認すると、安心した顔で、『ぼーっとしすぎだろ』とはにかんだ。

僕にはどうしても理解できなかった。
あんなに楽しそうに話してたじゃないか!
あれは全部嘘だったってことか!?
考えても考えても、答えは見つかるはずはな

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学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか~4

学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか~4

先輩にクラブに連れて行ってもらい、ナンパというものを初体験し、30分もの間女の子と話すことが出来た。
それをきっかけに、僕はナンパの世界にのめり込む事になる。

『かんぱーい!!』
後日、僕はクラブに足を運び、ひたすら女の子に声をかけまくっていた。

……….おかしい

女の子の反応が、先輩に連れていかれたあの夜とは、まったく異なるのだ。
一言でいえば、とにかく反応が悪い。
無視は当たり前で、ひど

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学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか〜その3

学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか〜その3

ドンドンと耳に鳴り響く音楽と、初めて飲むアルコール度数の高いお酒のおせいで、頭痛まで感じてきた僕の顔面は、いつも以上に死んでいたに違いない。

そんな僕を見かねてか、先輩は『よーし、女の子でもひっかけるか!』と息巻きながら僕の耳元で叫んだ。
僕は状況もわからないまま、先輩の後に続いて、ふらふらと足を進めた。

先輩は急に僕の元から離れ、二人組の女の子の元へと歩いて行った。
僕はその様子を、少し離れ

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学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか〜その2

学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか〜その2

前回はどこまで話したかな…
そうだった。僕がこれまでどんだけモテない人生を歩んできたかを、話したところで終わった所だった。

まぁ前回の話を読んでいない人は、そっちを先に読んで欲しいと思うんだけど、簡潔に言うと僕は学生時代全くモテなかったって事だ。

でも僕の人生は、ある日を境に急変する。

あれは、19歳の頃の出来事。
当時の僕は県外の工場に就職して、毎日朝から夜まで働いていた。

もちろん工場

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学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか

学生時代、非モテに全力疾走していた芋男が、気づけば、夜の順番待ちされるまでになっていた話をしようか

『いまなにしてる?』
『暇だよ~』
『ちょっとでも話したいから仕事終わるまで待ってていい?』
『いつご飯いけるの~?』

一日の始まりは、溜まったLINEを返信することから始まる。

安心してほしいが、僕はイケメンでも、高身長でも、高収入でもない。
むしろ”非モテ”と呼ばれる人間であったのだろうと、今になると思う。

学生時代の僕は、モテとは最も遠い存在だった。
女の子に話しかけられることがあれば

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