金子 大地 / webディレクター

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金子 大地 / webディレクター

web制作会社ディレクター|HubSpotプラチナパートナー|現職←広告企画営業←証券リテール営業|2024年は毎週読書録書いてます

最近の記事

#45 「THE FORMAT」

今回の読書録は「THE FORMAT」 副題は「文章力ゼロでも書ける究極の「型」」です。その名の通り、多数のドキュメントの型が紹介されていました。 この読書録ではその型を紹介するというよりは文章を書く(残す)ことの重要性を主軸にまとめてみようと思います。 話すより書いて残す方が早い著者の会社はコロナ前からずっとフルリモートの組織運営をされており、社内のやり取りはテキスト中心だそうです。オンライン会議や電話ではなく、あえて文章でのコミュニケーションを推奨されています。 こ

    • #44 「「自分の意見」ってどうつくるの?」

      今回の読書録は「「自分の意見」ってどうつくるの?」 仕事をしていると「自分の意見」を伝えなければならない場面は多々あります。私は意見を伝えるのがあまり得意ではありません。特に事前準備のしていない場面で意見を求められると頭が真っ白になってしまうタイプの人間です。 そんな私が参考になった箇所をまとめてみます。 自分の意見を組み立てる5つのステップ本書では自分の意見を組み立てるための5つのステップが紹介されています。 問いを立てる 言葉を定義する 物事を疑う 考えを深め

      • #43 「優れたリーダーは、なぜ傾聴力を磨くのか?」

        今回の読書録は「優れたリーダーは、なぜ傾聴力を磨くのか?」 私はリーダー職ではありませんが、傾聴力には興味があります。 webディレクターとして読んだ中で参考になったポイントをまとめてみます。 「聞く(Hear)」ではなく「聴く(Listen)」早速ですが「聞く」と「聴く」は違います。 聞く(Hear)とは受け身の姿勢で聞いていること、いわば勝手に耳に入っている状態です。一方で聴く(Listen)は聞き漏らしがないように集中し、積極的な姿勢で聞いている状態です。 人間は

        • #42 「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか」

          今回の読書録は「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか」 私は雑談があまり得意ではありません。会議の前に"アイスブレイク"で場を温める、みたいなことはほとんどしません。すぐ本題に入りたいタイプの人間です。笑 ただこの本を読み終わった後に、私はどうやらビジネスにおける雑談という存在の意味を勘違いしていたことに気づきました。具体的にどう勘違いしていたのかをまとめてみたいと思います。 ビジネスにおける雑談のポイントビジネスの場における雑談ではどんな話をする場合でも、次の4つ

          #41 「いま、あなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。」

          今回の読書録は「いま、あなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。」 Kindle Unlimitedでみつけた1冊です。 "問い"が大事という話はよく聞きます。ただ自分の中ではまだピンと来ていないので、この本を読んで勉強してみたいと思いました。 気になった部分をまとめてみます。 問いとは何か本書では問い(問題)を「現状と目標のギャップである」と定義しています。よく聞く考え方です。 印象的だったのが著者がここでいう"現状"を「望ましくない現象」とネガティブな意味で定義し

          #41 「いま、あなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。」

          #40 「不確実性超入門」

          今回の読書録は「不確実性超入門」 webディレクターとしてプロジェクトの進行管理と向き合い続けて感じることがあります。それは不確実性との付き合い方の重要性です。 育った環境も価値観もリテラシーも立場も異なる人間が集まり、ウェブサイトを作ったり活用したりする。そのためのワークフローや仕組みをどんなに整えようとも、事前準備を怠らずに行おうとも、プロジェクトは思わぬアクシデントに遭遇します。 では私たちはどのように不確実性と付き合っていくべきなのか、そのためのヒントをまとめてみ

          #39 「“未”顧客理解」

          今回の読書録は「“未”顧客理解」 サブタイトルの「なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?」を見て、そういえばそうだなぁと思いました。 例えばペルソナを考える時は、大体"買ってくれる人"の属性や思考を想像し、整理します。買ってくれない人たち(商品やサービスに興味のない人たち)を念頭に置くことはありませんでした(少なくとも私は)。 そんな私が読んで「なるほど…」と思ったポイントをまとめてみます。 ファンやロイヤル顧客だけを大事にしても事業は成長しない「ファンベース」

          #39 「“未”顧客理解」

          #38 「佐久間宣行のずるい仕事術」

          今回の読書録は「佐久間宣行のずるい仕事術」 つい先日までディレクターチームの課題図書だった1冊。 前評判通りの良き本でした。特に心に残ったところをまとめてみます。 上司の上司を安心させる報連相をする社会人になると出会う「報連相」という言葉。 報連相が大事なのは周知の事実ですが、そもそも報連相は組織にどういった効能を生み出すのでしょうか。 その1つが上司の上司を安心させることだと佐久間さんは述べています。 言われてみれば当たり前なのですが、目の前の上司にも上司はいます。私

          #38 「佐久間宣行のずるい仕事術」

          #37 「行動経済学が最強の学問である」

          今回の読書録は「行動経済学が最強の学問である」 少し前にX(Twitter)で「行動経済学を学ぶならこの1冊がよい」と紹介されていたのでポチった1冊。 行動経済学については以前も読書録を書きました。 ただ書いた内容は全く覚えておりません。本の内容をできるだけ忘れないように、自分の血肉とするために続けている取り組みなのに…笑 改めて1から勉強する気概でまとめていきます。 機会コストを意識する重要性上手くいっていないプロジェクトを「今まで頑張ってきた」「ここで終わらせたら何

          #37 「行動経済学が最強の学問である」

          #36 「「超」入門 空気の研究」

          今回の読書録は「「超」入門 空気の研究」 X(Twitter)でオススメされていた1冊。 仕事に活かそうというモチベーションではなく、シンプルに「空気を読む」の"空気"って改めてナニモノなんだろう?と気になって買いました。 実際に読んでみると非常におもしろかったです。結果的に仕事にも活かせそうな内容でしたので、そのあたりを中心にまとめてみます。 空気とは"ある種の前提"であるまずはそもそも論から。 空気を読むの"空気"とはある種の前提であると著者は述べています。 空気

          #36 「「超」入門 空気の研究」

          #35 「非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術」

          今回の読書録は「非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術」 タイトルの「非クリエイターのための」に惹かれて購入しました。私はいわゆるデザイナーやコピーライターのようなクリエイターではありません(クリエイターの定義は色々あるかと思いますが)。 なので「自分の手で生み出す創造物で世の中の課題を解決する」といったことはできないのですが、この本は非クリエイターがクリエイティブで課題を解決する術を教えてくれる1冊です。 私と同じような立場にいる方々に参考になりそうな部分をま

          #35 「非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術」

          #34 「仕事がデキる人のたたき台のキホン」

          今回の読書録は「仕事がデキる人のたたき台のキホン」 このタイトルに「ピンっ」ときた方は、きっとたたき台を何度も作ってきた方だと思います。私もwebディレクターとして働き始めてから、これまで幾度もたたき台を作ってきました。 ただ自分が作ってきた/作っているたたき台が果たしてよいものなのかどうか?を検証しようと思ったことはありません。発想すらなかったです。 そんな私にこの本は「仕事がデキる人のたたき台とはどんなものか?」と考えるきっかけをくれました。学びになった点をまとめてみ

          #34 「仕事がデキる人のたたき台のキホン」

          #33 「コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル」

          今回の読書録は「コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル」 読んだきっかけはXで紹介されていたことでした(大体いつもそう)。 私はコンサルタントでもコンサルティング会社勤めでもありませんが、コンサルタントの仕事術には興味があります。 常に成果を求め続けられる人たちがどんな思考・行動様式を持ちあわせているのか、それらは自分の仕事にも活用できるところがあるのではないか。 そんなことを考えながら読みました。参考になったところをまとめてみます。 仕事における"速さ"の正

          #33 「コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル」

          #32 「指示の技術」

          今回の読書録は「指示の技術」 著者の土居さんは公立小学校の先生です。タイトルにもあるように、子ども(生徒)の聞く力や行動する力を育てるための指示に関する書籍です。 なぜ私がこの書籍を紹介したいかというと、webディレクターの仕事にも活かせるところがたくさんあったからです。対象が子どもであれ大人であれ、他者に何かをお願いする上で大事にしなければならないポイントは同じですよね。 というわけでこの読書録では、webディレクターの仕事にも応用できそうな部分を中心にご紹介していき

          #31 「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」

          今回の読書録は「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」 2023年ベストセラーとなった「頭のいい人が話す前に考えていること」の著者である安達さんの1冊。 頭のいい人が話す前に考えていることを読まれた方、仕事ができる人になりたい方、きっと学びの多い1冊だと思います。 私が特に勉強になったポイントに絞ってまとめていきます。 アウトプットを中心に据える仕事ができる人は行動や思考の中心をアウトプットに据えているそうです。 とにかくまずはやってみる。作ってみる。書い

          #31 「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」

          #30 「新しい文章力の教室」

          今回の読書録は「新しい文章力の教室」 読んだきっかけは、LIGのまこりーぬさんの書籍「デジタルマーケの成果を最大化させるWebライディング」です。 文章術を学ぶ上でこの書籍をオススメされていたので、そのページを読んだ瞬間にポチりました。 私はこのnote、X、そしてwebディレクターのお仕事を通じて文章を書く機会は少なくない方だと思います。 なので常日頃、わかりやすくて伝わる文章を書けるようになりたいなぁと考えています。文章術系の本も何冊か読んできました。改善されているか

          #30 「新しい文章力の教室」