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株式会社はぐくむに入社しましたVol.2

今回はVol.1の続きです。
vol.2は、なぜはぐくむなのか?について書いていきます。

さのだいちといいます。

2021年10月1日
ちょうど3年前の2018年に出会った「はぐくむ」という会社に入社しました。

ぼくにとっては人生の第5章のスタートであり
人生の超重要なターニングポイントになります。

長い文章をまとまりよく書くことが苦手なので
10月中に3部作で投稿していきます。

第一部:これまでの自分(過去)
第二部:なぜはぐくむなのか(現在)◀今回はココ
第三部:実現したい未来(未来)

※はぐくむでやっていることは最後にすこし紹介させてください。


-このnoteを書く理由(vol.1の再掲)

①現在地の記録
②ぼくとはぐくむを知ってもらう

文章を書くことに関して腰が重いぼくなんですが、
この2つはどうしても欠かせません。

=現在地の記録

ぼくを含め、あなたも一生懸命に日々を生きています。
年を重ねるにつれて、新鮮な体験や、新しい発見が少なく感じられてしまうため、時間が早くすぎるように感じると言われています。

イマココを意識せず過ごしていると、あっというまに時間は流れます。
ぼくにとって、今この瞬間に感じる心の動きが、人生の大切な物語です。
その物語の点を打っていくことが、これから歩んでいく道のりを踏みしめる味わいになるはず。

そんな思いで、今ぼくが立っている地点と、心をしるすことにしました。

=ぼくとはぐくむを知ってもらう

ぼくがはぐくむでやっていくことは、端的に言うなら
はたらき方、くらし方の提案です。

・ぼく自身の生き方を磨き、伝えること
・人の生き方を共に味わい、命の輝きを増していくこと
を通して、人の生き方にアプローチしていきたいのですが
特に言葉で「伝える」ことに意識を向けていませんでした。

これを機に、言葉でぼくと、大切な場所であるはぐくむを伝えていこうと決め、筆をとりました。


それではvol.2の本編に入っていきましょー!

【vol.2の内容】
①はぐくむってこんな会社
②はぐくむでやっていること
③なんでぼくがはぐくむに?


-はぐくむってこんな会社

ぼくなりにひとことで表すなら、新しい生き方を提案する会社です。

16年目に突入するはぐくむですが、もとは大学生や若手社会人の”はたらく”に焦点をあててLIFE DESIGN SCHOOL(以下LDS)の企画・運営を主軸に歩んできました。

生き方の中でも、はたらくに加えて、暮らすことへのアプローチも強くなっています。それから、人生を共に分かち合っていく”WITH LIFE”を踏まえて、高校生や子育て中の親世代へと、年齢の幅もひろがっています。

ぼくたちは年輪経営という言葉を使っています。
年を重ねるごとにじっくり、ゆっくり育っていくように、はぐくむの輪も、力づくで急成長させるわけではなく、徐々におおくの人に広がり、密度を増して太くなっていく。

自律的に生きることが求められる時代の変化にともなって、コーチングや研修プログラムが増えています。話題を呼ぶサービスもたくさんでてきます。

そんな中でも、常に立ち返るのは、自分たちの根幹。
自分の命の輝きを感じ、生きるよろこびを分かち合っていく世の中にしていくというPURPOSEを握って、一歩一歩積み重ねていくこと。
一足飛びに資本の結果だけをもとめずに、年輪をそだてていくこと。
積み重ねてきた経験と、培ってきた力はぼくたちオリジナルのものだと信じています。

=工業社会→自律社会へ

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SINIC理論というオムロンの創業者が提唱した、これからの社会の予想図があります。

工業社会
機械化、自動化、情報化と、物質的な豊かさを築いた時代

最適化社会(2005-2025)
工業社会で物質的な豊かさを求めたことででてきた負の遺産(エネルギー、人権、食料など)を解決し、人間の生きていく喜び、精神的な豊かさを求める時代

自律社会(2025-)
最適化社会で仕組みが作られたものから、自己実現、自分自身で生き方を選ぶ時代

世の中が自律社会に向かっていくなかで、ひとりひとりが、自分の人生における豊かさに気づき、体現するサポートをするのがぼくたちの役割でもあると思っています。

ぼくたちは、ひとりひとりが心から願っていることに光をあてるために、その人そのものの存在を全肯定する関わりを大切にしています。

例えば、受容される感覚だったり、心理的に安全だと思える場だったり。
そういった環境を創り出している存在でもあります。

=力なき愛は無力

LDSをはじめ、はぐくむの場は、自分を受容してくれる場所、という印象がついているように思います。

ぼくが好きな「LOVE&POWER」という言葉があります。

はぐくむ代表のたけさんが言ってました。

愛なき力は暴力
力なき愛は無力

ぼくは、今までの人生でLOVEの部分はたくさんたくさん育ててきました。

しかし、LOVEという存在の受容、肯定を土台として、その上で願いをかたちにするPOWERが大切になる。

どちらか一方だけではなく、両輪を回していくことで歩みを進められる。
ぼくたちは心をなくしたロボットではないし
癒やしをあたえるぬいぐるみでもない
心と体が一致すること。
想いと行動が連動すること。
そうやって、実現したい未来が輪郭をなしていくんだ、と肌身をもって実感している最近です。

ぼくたちは「実験する」ことを大切にしています。

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コルブの経験学習サイクル

評論家ではなく、冒険者として
試してみる→振り返る→仮説をたてて次の実験へ
を繰り返します。

「こうなったらいいな」を現実の世界で体感するために、旗をかかげて、それにむかって歩をすすめる力を磨くことが、ぼくたち自身が大切にしていることです。

上で紹介したSINIC理論も、工業社会が悪で、自律社会が善という対比ではありません。物質的な豊かさを土台として、その上に育っていくのが精神的な豊かさです。

だからこそ、ぼくにとっては今までの人生で歩んできたLOVE,LOVE,LOVEを持ちつつも、カタチにする力をはぐくんでいく挑戦です!


-はぐくむでやっていること

(1)耕す
(2)育てる
(3)循環させる

すごーーーくざっくりまとめると、上の3つかなって思ってます。


=(1)耕す

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土づくりです。
ぼくは植物や農業には詳しくないのですが、おんなじ種でも、どんな土のもとに植えられるかで、咲かせる花や実るものは変わってくると思います。

それは人間もきっと同じで、どんな文化をもった環境で、どんな人と関わってきたかによって、人の持つ可能性が開花するかに大きく影響します。

はぐくむでは
LIFE DESIGN SCHOOL
はぐくむコーチングスクール
はぐくむ湖畔
・はぐくむハウス(シェアハウス)

などプログラム運営や暮らす場所、食べる場所をつくっていますが、共通してもっている想いは、人の命が輝く場であること。

「思ったことは言葉にしてみよう」
「やりたいって思ったこと一旦やってみよう」
「感じたことをとことん味わってみよう」

植わった種が、のびのびと過ごせる土(場)を耕すことが、まず1つ目のお仕事です。

植える種があってこそ、土が生きるので、種を探すべく自分が生きたいと願う人生に向かって挑戦していきたいと思う学生や若手の社会人とたくさんお話しています。

自分の可能性に挑戦する。

というと、ドキドキワクワクするし、希望が湧いてきます。

一方で、いざ自分の可能性に挑戦するチャンスがあらわれたときに、ぼくらは怯んでしまうことがあります。

「自分なんかにできるはずがない」
「人生に期待して叶わなかったらがっかりするから、期待しない」
「もし失敗したらどうなってしまうのか怖い」

そんな心の声が、強く響いてくる。ぼく自身も、自分の力不足や、描く未来との距離の遠さに愕然として弱音がつぎつぎと漏れてきます。

それでもなお、人には自分の人生を彩り豊かに味わえる自由があるから、思いっきり描いて、たくさん冒険してみてほしいな、と願っています。(盛大なブーメラン。)

はぐくむの世界に触れる人が少しでも増えたらいいなと思って、希望と可能性の種たちとたくさんお話します。(自分もその種のひとつであるとことあるごとに握り直しながら)


=(2)育てる

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ぼくは、LDSやコーチングスクールでは、プログラムのクラス運営サポートの役割を担っています。
集まってきた可能性の種が土に根を張り、自分はここにいるよ!と存在を表現する旅路のお手伝い(体験のデザイン)

これがほんとに楽しくって。「こんな未来が叶ったらいいな!」と小さな蕾を見つけたとき。「試しにこんなことやってみようと思う」と楽しく水やりしてるとき。そんなじっくりと成長していく姿をともにしていくことがありがたいことだなぁと、つくづく思っています。

人生を共に味わわせてもらうことって、最高に楽しいです!

LDSを通して
山に登ったり
舞台に立って想いを語ったり
アクティビティを通して自分を理解したり
仲間と分かち合う時間を過ごしたり

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「本当にこれがやりたいのかわからなくなった...」
って、よく訪れる思考のパターンだと思うんですが
ぼくらがとっている「体験を通して感じたことを材料にして考えていく」
というスタイルの重要性を身にしみて感じます。

「やってみないとどうなるかわかんなくない?」

そのシンプルな問いかけに「確かにそうだよな。とりあえずやってみるか」
という気持ちになっていく人の心の力強さに勇気づけられます。

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この章のタイトルを「育てる」にしましたが、「育つ」こともめちゃくちゃ楽しいんです。
人と関わる中で「実現したい最高の未来ってどんな未来?」と問いかけるし「あなたが持ってる素敵なGIFTがあるよ」って伝えたりします。
ぼくが言葉にすることで、人に伝えてると同時に自分の耳にも跳ね返って聞こえてきます。

=(3)循環させる

ぼくたちは、月に1度LIFE WORL FESTIVALという「スキなことを誰かに価値として届ける」お祭りを開催しています。

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自分の生きがいに向かっていくことが、誰かにとっての価値になることを体感する。そうやって価値の循環が起こることで、経済圏が生まれます。経済が動くということは、人の流れや行動が起こること。そうして命の動きに共鳴して、他の命も動き始める。そんな共鳴の連鎖を生み出す仕組み作りをしています。


もう1つははぐくむのシェアハウス。

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ぼくはシェアハウス歴が長いですが、これだけ面倒くささも、煩わしさも、感動も、喜びも振れ幅が大きなところは初めてです。

心から願う人生に向かって自律的に生きる人が集まるシェアハウス

人生で起こる些細なできごとも、ハッピーなニュースも、大きな挑戦も。そのひとつ一つを共有して、関わりあっていくことを前提として、自分の生きたい人生に向かう人が集まっています。

共に生きることは、自分の人生の流れを共有すること。
そして、人の人生の流れにも関わっていくこと。

1人だったらやりきれないことも、たくさんの人の色がまざりあって、彩り豊かになる暮らしにこそ、共に生きるよろこびを感じ合える社会のヒントがある気がします。

ーなんでぼくがはぐくむに?

ぼくは自分の人生においては、とってもワガママだと自負しています。
「経済とつながりをともにする可変な家族が築かれる社会」の実現に興味関心があって、日々探求しています。

キーワードは #シェアハウス #家族 #ポリアモリー #ポリファミリー

はぐくむでは「ともに生きるよろこびを感じ合える社会」の実現をめざして事業にとりくんでいます。

キーワードは #教育 #はたらく #自由な共生 #まちづくり ....etc

シェアハウスという分野では、ぼくのやりたいことと、はぐくむで取り組んでいることが重なっている部分ではありますが、それ以外の部分は現状直結した事業があるわけではありません。(濃くつながっている部分だと思っていますが)

今後、はぐくむを通して、ぼくが形にしたいことに直接的にとりくむ日がくるかもしれません。

ただ、そんなことがどうでもよくなるくらいに、ぼくがはぐくむに根をおろす理由があります。

それは、はぐくむがぼくたち一人ひとりの命の躍動を願っている場所だからです。

似たような志や、事業をしている会社があったとしても、、ぼくがはぐくむに決める理由は、ここに尽きる。

はぐくむがメンバーみんなの命の躍動を願っている場所だからこそ、ライフデザインスクールに通ってくれるみんなに注ぐ想いも留まるところをしらずに溢れてくるわけです。

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第三部:実現したい未来(未来)は、12月中旬公開予定です。

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