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第42号 完全閉じ込め症候群のALS患者とBMIで意思疎通に成功、知識を脳にダウンロードする時代にはどんなスキルが必要とされるでしょうか?
// 2022年4月25日 第42号
// 1. 注目ニュース:完全閉じ込め症候群のALS患者とBMIで意思疎通に成功
// 2. 質問コーナー:知識を脳にダウンロードする時代には、どんなスキルが必要とされるでしょうか?
こんにちは、東京大学の池谷裕二研究室で脳・老化・人工知能の研究をしている紺野大地です。
"Neurotwin"という非常に興味深いプロジェクトを見つけました。
「脳のデジタルツインを作る」ことにより、アルツハイマー病などに対する最適な脳刺激方法を導き出すのが目的のようです。
個人的にもかなり興味があるプロジェクトなので、今後BrainTech Reviewでまとめたいと考えています。
"Neurotwin"という非常に興味深いプロジェクトを見つけました。
— Daichi Konno / 紺野 大地 (@_daichikonno) April 12, 2022
「脳のデジタルツイン」の作成により、アルツハイマー病などに対する最適な脳刺激方法を導き出すという。
来年から臨床試験を始めるとのことであり、これは目が離せません。https://t.co/2h0yWru0Bn pic.twitter.com/l13rQ3qHIT
では、今週も始めていきましょう!
1. 今週の注目ニュース:完全閉じ込め症候群のALS患者とBMIで意思疎通に成功
今回扱うのは、
「Brain Machine Interfaceを用いて、完全閉じ込め症候群となったALS患者との意思疎通に成功した」という論文です。
閉じ込め症候群の患者にとって、他者と意思疎通できる嬉しさは言葉にできないほど大きく、多くの患者に希望を与える研究だと思います。
Brain Machine Interfaceを用いて、閉じ込め症候群となったALS患者との意思疎通に成功した、という論文。
— Daichi Konno / 紺野 大地 (@_daichikonno) March 29, 2022
閉じ込め症候群の患者にとって、他者と意思疎通できる嬉しさは言葉にできないほど大きいと思う。
改善点は多いものの、多くの患者に希望を与える研究だと思います。https://t.co/IHztcvovXj pic.twitter.com/O9GNOcy6d3
具体的に内容を見ていきましょう!
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