【在宅生活維持】「ロコトレ」で介護予防
現在、西暦2024年8月。10年後の2034年、何事も無ければ「私」は72歳です。この72歳(72.68歳)という年齢は日本の男性の健康寿命(2019年)でもあります。
ところで、少子高齢社会と言われるなかで、人口減少が進行しつつあります。これに伴い生産年齢人口も減少している状況です。2035年の日本の人口ピラミッド(もはやピラミッドとは言い難いですが…)を見ると、このまま何も変わらなければ、この先どうなってしまうのだろう、と思わずにはいられません。
特に、高齢者福祉業界に身を置いてきた「私」にとって、介護業界の今後について心配せざるを得ない状況です。このことは、まぎれもなく、将来の自分自身にとって、直接関係してくることでもあるのです。なぜならば、加齢に伴い自然と、あるいは病気や不慮の事故で、突然、要介護状態となり得るからです。
今でも慢性的に人材不足といわれている介護業界で、ますます要介護者が増えていくことが予測されるなか、さらに人材不足が深刻化するであろうという状況で充実した介護サービスが受けられるのか、このままでは大いに疑問であると思わざるを得ないのです。
そこで、少しでも要介護状態になることを遅らせ自立した在宅生活が続けられるように、自身でできることをしようと思います。幸いにも、今の「わたし」は、特に不自由もなく当たり前のように日常生活を送れています。この状態を少しでも長く維持していきたいと考えます。
そのための一つが、いつまでも元気な足腰でいるために「ロコトレ」(「ロコモーショントレーニング」の略称)を行うことです。
元気な足腰でいるということは、立ったり座ったり、移動したりすることが自分自身でできるということにつながります。つまり、自立した在宅生活が送れる前提があるということです。
無理せず、焦らず、マイペースで適切に継続することにより、健康寿命を少しでも延ばし、できる限り寿命との差をなくすようにしたいのです。
要介護状態の期間をなるべく短くし、家族を含めて介護負担を軽減できるものと期待するとともに、自分の意思で自由に動けるという「奇蹟」を、より長く享受したいがために。
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