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自分に合ったトレーニングを見つける方法

 こんにちは。
 今回は自分に合った or 合わないトレーニングをどのように見つけていくか、を考えていこうと思います。

 「自分に合ったトレーニング」

 多くの指導者が使う言葉です。でも実際どのように見つけていくかまで教わったことがある人は少ないのではないでしょうか。
 そこで今日は私なりの方法を紹介します。

 それは変数に分けて考えることです。

 トレーニングにおける変数は、強度・量・頻度です。
例えば
・ペース走やインターバルの強度が高すぎないか
・ジョグの量が少なくないか
・インターバルは週2回なのか1回で十分か
・ロングランは100分必要なのか、80分でも良いのか
・低・中・高強度の量のバランスは?
                 などなど、、、

 漠然と「自分に合ったトレーニング」とか「練習方法は人それぞれ」と言ってしまうとかなり難しく感じます。
 人それぞれなのは、適切な強度、量、頻度であって、そこを相対化すればトレーニングはある程度普遍的なものである、と思っています。

 だから多少の差はあれど、多くのエリートランナーの低・中・高強度のバランスは75/15/10とか80/10/10とかにるんだと思います。
 10/10/80(エミール・ザトペック?)とか、100/0/0のエリートランナーはいないですから。

 最後に私がパフォーマンスを発揮できなかった時期のトレーニングをこれらの変数に分けて考えてみたので参考にしていただければうれしいです。

強度:×・・・集団ジョグ、ペース走、インターバル等全ての強度が高かった。慣れればこなせるけど適性ペースではなかった。ペース走は+10秒/km、インターバルは+5秒/kmが適性ペースだったと思う。

量:○・・・普段は週120-130kくらい。量的には許容できていた。jogの比率も一貫して85%くらいで、80%を下回ると個人的にはきつい。

頻度:○・・・週11-12回。許容範囲内。個人的に1回に長く走る方がダメージが大きいので、むしろ小分けの方が良い。

〈総合評価〉トレーニングの強度を全体的に落として余裕をもってこなせば良い。
→大学卒業してから常に余裕のある設定ペースでトレーニング。
→PB更新


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