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Product Owner / Web Front-end Engineer 株式会社フクロウラボ所属。 note の内容は原則的に私の個人的な意見や考えを反映しており、私の所属する組織や団体とは一切関係ありません。

最近の記事

「最小工数で最大のアウトカムを生む」ためにできることを考えてみた

はじめにこんにちは。 僕はスクラムにおける開発チームでプロダクトオーナーをしています。 現在勤めている職場では肩書としてのプロダクトマネージャーがいないため、スクラムのプロダクトオーナーとして、越境してプロダクトマネジメントを勉強し実践しています。 プロダクトマネジメント関連の書籍を読んでいると共通して書かれていることがあります。 それは、「プロダクト開発では、アウトプットではなく、アウトカムを生み出せ」ということです。 アウトプットとはあくまで成果物であり、その成果物を

    • 【読書メモ】 プロダクト開発が成功する開発チームとは by INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント

      はじめに前回書いた、こちら の記事の続きです。 INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント より、「PART Ⅱ 成功するための組織と人」を読みました。 成功するための開発チームの条件について、学びと感想を書いていこうと思います。 成功するための開発チームとはこの本では、プロダクト開発が成功するためのロードマップやアイデア、プランニングについて詳細に書かれていますが、1番最初に書かれているのは、製品開発チームについてです。本書では製品開発チームについ

      • 【読書メモ】 プロダクト開発が失敗する根本的原因 by INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント

        はじめに最近またプロダクトマネジメント関連の本を読んでいて、最近は、INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント という本を読んでいます。プロダクトマネジメント関連の名著で有名ですね。 この本は、プロダクト開発を成功するさせるための要素を組織だったり、開発プロセスだったり、さまざまな切り口から説明してくれているのですが、しょっぱなからそもそもプロダクト開発が失敗する原因について説明しています。 このプロダクト開発が失敗する原因が、自分にとっては衝撃的と

        • 【読書メモ】 プロダクトマネジメントの CORE スキル by プロダクトマネージャーのしごと

          はじめに先月投稿した note に引き続き、 O'reilly から出版されている プロダクトマネージャーのしごと を読んで自分なりに気になったポイントと感想をメモとして残します。 今回は第 2 章 プロダクトマネジメントの CORE スキルについてメモしています。 プロダクトマネジメントの CORE スキルとは本書では以下の 4 つが紹介されていました。 それぞれにフォーカスして気になったポイントを要約していきます。 コミュニケーション 行動指針は「心地よさより

        「最小工数で最大のアウトカムを生む」ためにできることを考えてみた

        • 【読書メモ】 プロダクト開発が成功する開発チームとは by INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント

        • 【読書メモ】 プロダクト開発が失敗する根本的原因 by INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント

        • 【読書メモ】 プロダクトマネジメントの CORE スキル by プロダクトマネージャーのしごと

          初めてスクラム開発でプロダクトオーナーを担当して失敗したこと

          はじめにこんにちは。 僕は web 系の開発会社でスクラム開発チームのプロダクトオーナーをしている vanilla.dev と申します。 僕は現職で初めてスクラム開発に出会い、それもスクラム未経験でプロダクトオーナーを任せていただけたのですが、1 年弱プロダクトオーナーを努めてやってしまった失敗を振り返ってみたいと思います。 あくまで参考程度にみていただけたら幸いです。 ロードマップ適当に引きすぎ僕のチームでは、現在稼働しているサービスの管理画面のリプレイスをしているの

          初めてスクラム開発でプロダクトオーナーを担当して失敗したこと

          【読書メモ】 プロダクトマネージャーのしごとから学んだ良いコミュニケーションの取りかた

          O'reilly から出版されている プロダクトマネージャーのしごと を読みました。 プロダクトマネージャーに限らずビジネスパーソンとして非常に大事にしたいコミュニケーションの取り方について書かれていたので、読書メモとして記録します。 4.2 遠回しではなく、単刀直入に勉強になったことの要約 プロダクトマネージャーはチームメンバーがやりたくないことを依頼するときが多い。 「〜できたら助かる」や「ちょっと時間があったらでいいんだけど」など心地よい言い回しを使ってしまいがち

          【読書メモ】 プロダクトマネージャーのしごとから学んだ良いコミュニケーションの取りかた

          スプリントレビューで困っていることとそのアプローチについて考えてみる

          はじめにはじめまして。フクロウラボという都内のベンチャー企業で働く vanilla.dev と申します。 現在の会社には、フロントエンドエンジニアとして入社し、現在はスクラム開発を行う開発チームでプロダクトオーナーを務めており、ざっと以下のようなことをしています。 開発ロードマップの策定 ユーザーインタビュー ステークホルダーと協働し、開発優先度の決定 現在務める会社には明確にプロダクトマネージャーという職種がないので、エンジニアとして採用はされましたが、現在はプロ

          スプリントレビューで困っていることとそのアプローチについて考えてみる