忘れられない悔しさ
毎日投稿30日目。今年も残り2日。
今年も残り2日となりました。昨日の夜実家に帰省し、ゆっくりとした時間を過ごしております。
皆さまも素敵な家族との時間にしてください!
今日は、祖母、母、父、姉とお墓参りに行った。
いとこが全国大会に出場したこともあり、話題がその話になった。
祖母が「大ちゃん(私)の時に全国に行けてたらね~」と一言。
この言葉に私と父はビクッと反応した。
父はわからないが私は、つかれたくないところをつかれた感じがした。記憶の隅に置いていたものを引っ張り出された感覚でもあった。
なぜならば、私と父は監督と選手の関係で、全国大会を目指して戦い、それが叶わずに終わったからだ。
あの時の悔しい感情は思い出したくもない。今でも悪夢のように思い出されることがある。
きっと、一生忘れることはできないのだろう。
考えたくない過去の経験だが、少し自分なりに過去を振り返ってみた。
すると、一つ気づいたことがあった。
それは、”本当の”悔しさは負けたことではないということだ。
これまでは、全国大会に行けなかった事実が悔しいのだと思い込んでいたが、実際は「やり切った」と胸を張って言えない自分に対して悔しさを感じていたのかもしれない。
小学生の時の卒業文集で夢は、高校サッカーで全国に行くことだと書いた。それくらい強い想いを持っていたはずなのに、100%を出せたと言いきれない自分が非常に情けなく、そこに対して悔しさを感じているのだと気づいた。
過ぎてしまった過去は変わらない。悔しさが消えることもない。
選手として「父の夢を叶える」という夢は叶わない。
今できることは、その悔しさを「どう捉えるか」だけだ。
悔しいなら”やる”しかない。
同じような後悔をしたくなければ”やる”しかない。
全力で挑戦すればするだけ、叶わなかった時に失うものは多い。
大きな悔しさも感じる。
でも、それを言い訳にして逃げたくはない。
「やった後悔」と「やらなかった後悔」のどちらかを選べるなら、
前者を選ぶ。
自分への情けなさと悔しい思いをしないためにできることは、毎日全力で生きることだ。
1日を振り返った時に後悔ない1日を送れたかどうか。今日もやり切ったと胸を張って言えるかどうか。
結果で悔しさを味わうことは今後何度もあるだろう。
しかし、やりきれなかったという後悔はもうしたくない。いや、もうしない。
明後日から新年が始まる。
365日すべてやり切り、充実させる。
あの一生の悔しい思いをもう味合わないために。
「今できることに全力で!」
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