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30歳未経験から半年でWEB系エンジニアになるまでの話

■はじめに

2019年12月にWEB系受託開発企業に未経験から転職しました!

こんな僕の話がこれからWEB系企業を目指す方の参考になればと思い、転職までの道のりをご紹介します!

■転職までの概要

2019年6月 会社を辞める、Progateを本格的に始める

2019年7月 プログラミングスクールtechboost20期生として入学(期間3ヶ月)

2019年11月 プログラミングスクール卒業(ポートフォリオが未完成だったため1ヶ月延長しました)

2019年12月 WEB系受託開発企業にて勤務開始

■これまでの経歴

4年制大学を卒業後、新卒で電気工事の施工管理を3年、その後ライブグッズなどを制作する会社で4年勤務。
プログラミングとはほぼ無縁でした。(大学でC言語の授業を受けたくらいです)  

■エンジニアを目指すきっかけ

2019年1月頃に堀江貴文さんの動画で「今の時代誰でもプログラマーになれる」と聞いてプログラミング学習サイトのprogateをちょこっと触ってみました。
そしたら、意外と簡単にプログラムが書けたので素直に楽しいなぁと思いました!

あと今までの経験で、CADをいじったり、illustratorでデータ作りしている時間が楽しかったので、ずっとPCを触っていられたら幸せだなぁと考えました

そして、やっぱり何かカッコイイっていう憧れがあったからですね!(笑)   

■最初に取り組んだこと

まずは会社を辞めることです(笑) 

目標がWEB系企業に転職することだったので、質の高いポートフォリオが絶対条件でした。(30歳未経験というハンデもあったのでなおさらですね。) 

ポートフォリオ作成のことを考えると、会社を辞めて一気に時間を投下した方が効率的だなと考えました。
収入は無くなりましたが、有給消化や雇用保険などいくらか貰えたので何とかなりました。

■プログラミングスクールに通う

つぎに、独学はめちゃくちゃ効率が悪いので、プログラミングスクールに通うことにしました。その際にとだこうきさんのブログが参考になりました。

その結果techboostに通うことになったのですが、選んだ理由はコスパがいいことです!

・渋谷の駅近に教室があって、内装もキレイでオシャレ
・教室は通い放題で現役エンジニアのメンターさんが常駐している!
オンラインでいつでもメンターさんに質問が出来る!
・毎月1回ミートアップという交流会が開かれていて、人脈作りが出来る!

以上の点で、月10万くらいで通えるなら得だなと思いました(期間3ヶ月で30万ちょっとくらいの費用です)。
実際教室で直接メンターさんに質問出来るのは大きかったです。現役エンジニアの方とお話しすると、めっちゃ刺激を受けますし、参考になる話が多いです。


■プログラミングスクール入学まで

2019年6月に会社を辞め、スクールに入学するまで1ヶ月空いてしまいました(人気があってすぐ入学出来ませんでした)。
そこでまずはprogateHTMLコース、Rubyコース、Ruby on Railsコースを学習しました。
このときプログラミングに関して何となく分かるというレベル。HMTLの道場コースは難しすぎて挫折しかけました(笑)。

progateのRailsコースは良く出来ているので、初学者が最初に手をつけるには良い教材だと思います。

プログラミングスクールに入学して

2019年7月スクールに入学しました。上記のとだこうきさんのブログなどでRubyがオススメされていたことと自分でやってみて楽しかったので、Ruby on Railsコースを受講しました
この選択が今でも正しかったと思っています(スタートアップ系にRailsが多く採用されていること、学習がしやすいことなど利点が多かったです)。

そして、実際に教室に通いつつ1ヶ月くらいでスクールの教材を2周終わらせました。簡単なインスタコピーサイトを作るようなカリキュラムでしたが、progateでRailsを学習していたこともあり、割とすんなりと作成することが出来ました!
しかしまだMVCの関係を何となく理解したレベルでした(笑)

このとき教室メンターさんに質問しながら進められたことで、挫折することなく完走出来たと思っています。
答えではなく、問題の解決方法を教えていただけたことで成長速度が早くなりました!(その他にも、便利なショートカットキーなど実務で使えそうな基本的スキルも教えていただきました)

ポートフォリオ作成

本格的にRailsでのポートフォリオを作成するにあたって、勝又健太さんの動画とサロンで公開されているポートフォリオがとても参考になりました。

・READMEに使用技術やインフラ構成図を書く
・Rspecでテストを書く
・開発環境にDockerを使用する
・AWSにデプロイする
・CI/CD(自動テストと自動デプロイ)を実装する

というような有益な情報が動画で得られました。これらを2ヶ月間で実装させることを目標にポートフォリオ作りに着手しました。

プログラミングスクール卒業まで

7月に入学したスクールですが3ヶ月の予定が延長して、10月までの4ヶ月間通いましたRailsでのポートフォリオを2ヶ月で作成する予定でしたが、3ヶ月かかったからです。

途中で、スクールから斡旋された会社がPHPでの成果物が必要だったため、1ヶ月間PHP(Laravel)の勉強をしていました
そこの会社は残念ながらお祈りされたので、無駄な1ヶ月となってしまいました。。(これを読んでいる方は、途中で他の言語に浮気しないでくださいね!)

作成したポートフォリオは、写真付きで料理を投稿するサイトです(スクールのインスタクローンに更に手を加えたようなもの)。

上記エンジニアサロンに入会し、投稿されているポートフォリオを参考にしたことで何とか形になるまで作りことが出来ました!980円でレベルの高いポートフォリオを見れるのはお得の一言ですね!

・開発環境にDockerを使用する
・AWSにデプロイする
・CI/CD(自動テストと自動デプロイ)を実装する

 上記の3つに、ほとんどの時間を費やした気がします。最終的にはAWSではなくherokuへのデプロイになってしまいましたが、DockcerやCI/CDは実現することが出来ました!

■転職活動について

転職活動はスクール在学中の9月頃から、Branding Engineer(techboostの運営元の会社)にてエージェント経由で、応募を開始しました。
SES系の会社を紹介されることが多かったので、正直WantedlyやGreenの方がWeb系自社開発企業や受託企業には入りやすいかなという印象です。

上記エージェントの他にWantedlyGreenを使用して応募した企業はおそらく100社弱くらいかと思いますが、実際に面接に至った企業は5社でした(自社開発系が1社、 受託系が3社、 SESが1社)。

最終的に、面接した中で内定をいただけたのは受託系企業の1社のみ(Wantedlyでの応募)でした。
Railsなどを使用したWebサイト開発に携われるということで、確実にスキルアップが出来そうという印象でしたので、入社を決断しました。

■転職活動の感想

面接に至れた企業は2社(Wantedlyが1社、Greenが1社)でしたが、いずれもポートフォリオの内容を評価していただいたことで、面接に呼ばれていました。
具体的に言うと、Dockerを使っていたこと、テストを書いていたことなどが他の方たちとは違ったようです(今となっては当たり前かも)。

初学者の方で、WEB系企業への転職を目指す方は、まずはポートフォリオを完成させましょう!そこからやっと応募が開始出来ると思ったほうが良いです!

あとは、途中でPHPに浮気したことでRailsのポートフォリオの質が下がってしまったので、浮気せずに一つの最強の作品を作り上げましょう!

実際に入社してみて

2019年12月から上記受託系企業で勤務を開始しました。今日まで、約4ヶ月勤務しましたが、スクールに通ってる頃とは比べ物にならないスピードで成長出来ていると実感しています。
お金もらいながら、めちゃくちゃ質の高いプログラミングスクールで勉強している感覚です(笑)

以上のことからも、転職活動で苦戦されている方々は、早く業務経験を積んだほうが良いです
今はウイルスの影響で求人が減少してなかなか正社員雇用してもらえない方が多いと思います。そういう方々は、バイトや派遣でも良いので、とにかく業務経験を積めば、必ず正社員として雇用されるようなエンジニアになれます!それくらい実務経験は大事です!

■さいごに

転職の流れをおさらいすると

・プログラミングスクールに入る(事前にProgateをやっておくと良い)。
質の高いポートフォリオを作る(場合によって会社をやめること)。
・サロンなどを活用して、他の人のポートフォリオを参考にする。
ポートフォリオ完成後に、WantedlyとGreenで応募する。
・早めに実務を経験する(実務の成長は半端ない)

IT業界は、未経験の応募は供給過多となっておりますが、経験者はどこの会社も人手不足です。なんとしてでも業界に入り込んで、イケてるエンジニアになりましょう!!

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