ロンドンの天気分析!観光旅行前に知りたい5つの特徴

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 イギリスの首都ロンドン。世界に名高いこの都市は、ニューヨーク・パリ・東京とともに世界の3大都市の1つとして、世界中から多くの観光客が絶えずこの地に足を運んでいます。

 あらゆる業種で世界トップクラスの企業がロンドンに本社を構え世の中を牽引する一方で、バッキンガム宮殿をはじめとする歴史的な風景も併せ持ち、訪れるたび新しい顔を見せてくれます。

 そんなロンドンへ旅行を計画するとき、旅立つ前にどうしても知っておきたいことの1つが天気ですよね。イギリスはよく「雨の日が多い」と聞きますが、ロンドンの天気にはどんな特徴があるのでしょう。

 今回は、ロンドンの天気を詳しく分析して、旅行計画大いに役立つ5つのポイントをお伝えします。細かい情報を、ポイントを絞ってお送りしますのでしっかり覚えてくださいね!

1. ロンドンの四季は日本と似ている


 まず、基本的にロンドンの天候は日本ととても良く似ています。そのため、四季の感覚としては、ほぼ同じと考えて大丈夫でしょう。実際にはロンドンの緯度は日本の北海道と同じなのですが、暖流の影響で北海道よりずっと温暖な気候です。

 日本の本土の標準的な気候にとても近いマイルドな気候です。もし持参する衣類などを迷われているなら、日本で着用しているものをそのまま持っていけば大丈夫ですね。

ロンドンの人たちは日本人の肌温度の感覚が少し違うので、もしかしたら季節的に一足早い服装をしている人を見かけるかもしれませんが、あまり気にせず日本の衣類と同じと考えてください。

2. 噂どおり…雨が多い


 冒頭でも雨が多いとよく聞くと言いましたが、ずばりその通りです。ロンドンをはじめ、ともかくイギリスは全体的に雨の多い国です。ただ、多いと言っても雨量はそれほどでもありません。多いのは雨が降る回数です。1日のうちで、何度も何度も降ったり止んだりします。

 ですので、こちらへ来る際は、雨に濡れてもいいような持ち物・服装をチョイスすることが大切です。例えば、筆者はカバンはビニール素材、時計は防水のものを利用しています。それから、イギリス国内でどこか旅行するときも、なるべく布性のキャリーバックでなくアタッシュケース系のキャリーケースを利用しています。

 また、傘は折り畳み傘を常に携帯し、パソコンなどの電子機器ケースもなるべく布のものではく、防水できるものを選んでいます。ともかく雨にいつ降られてもいいように、いろいろ対策しておくといいでしょう。こんな天気の影響なのか、観光客の中には「ホテルが湿っぽい」「室内なのに雨の匂いがする」などと言う方が結構いらっしゃいます。

 これらについては正直なところ慣れてもらうしかないわけですが、異臭では特にないので皆さんの許容範囲内だと思います。

3. 一日のうちで天気が何回も変わる

 

 ロンドンの天気はとにかく忙しくて、一日のうちで何回も天気が変わります。これこそがロンドンの天候の一番の特徴と言えるでしょう。ものすごい快晴だったかと思うと、急に雨がふってきて、と思ったら数十分後にはまた太陽が顔を出してきます。このパターンがとにかく多いです。

さきほど傘は折り畳み傘をおすすめした理由はこの変わりやすい天候のせいもあります。こちらの生活に慣れてくると、少しくらいの雨なら傘も指さず濡れて歩くようになるかもしれませんね。

 そこで次に知っておいてほしいのが、傘以外の防雨グッズについてです。具体的には、雨合羽やジャージ系のズボン、ブーツなどです。ただ、日本人が思う100%雨の日グッズというよりは、なんとなく雨の日でもこれならいいかなというものを普段から身につけているような印象があります。筆者も徐々にこちらの様式になれてきて、たとえば冬であれば、コートなどを選ばすに防水性のあるジャンバーでフードが付いているものを選んで、雨が降ったらいつでもフードを被れるようにしています。

 また、雨が降っても染み込まなさそうな靴を選ぶようになりましたね。あとは曇りの日も日本と比べると多いので、もし夏に渡英する方で日傘を持っていくか悩んでいる方がいらっしゃいましたら、日傘はそれほど必要ありません。むしろ日傘してる人はあまり見かけないので、日傘はしないのが一般的のようです。

4. ロンドンの冬は寒い


 冒頭でイギリスの気候は比較的温暖だと言いましたものの、それでもやはり日本の標準温度と厳密に比較すると、ほんの少しだけ低いです。もちろん、基本的には日本の服装そのままで来ていただいて十分ですが、いくつかポイントがあります。

 まず、ロンドンでは雪がほぼ降りません。そのため、雪が降ることを想定したような長靴や滑り止めのついた靴などは必要ないです。ただ、冬は天候が一層悪くなり雨の日もさらに増えるので、防水性のある厚手のジャンパーがおすすめです。

しっかりしたフード付き、ファスナーがついていて顔がしっかり覆えるものがいいですね。耳当てやマフラー、手袋などは日本と同じようにとても一般的なので持参するといいです。

 次に、日本の冬には欠かせないカイロですが、ロンドンではしてる人をみたことないし、周りの知り合いにもいませんが、必要なら持参してもといいでしょう。湯たんぽ系のカイロはありますので、もし必要になったらこちらで購入も可能です。

 そして、イギリスの大きな特徴は、マスクがタブーであることです。もちろん売ってところをみたこともありません。筆者が以前それを知らずに街中を歩いていたら、不審人物だと思われ警備員に呼び止められたことがあります。こちらでは絶対に付けないでください。

5. ロンドンの初夏は日が長い


 ロンドンの初夏はとにかく日が長いです。朝はそれほど日の出が早いと感じたことはないですが、夜の日の入りがとても遅いです。夜の10時過ぎまでこうこうと明るいです。そのため、住み始めた頃は日本と違う日照時間リズムになかなか慣れませんでした。

 夜10時過ぎまで明るいと、それにつられて食事が遅くなったり、就寝時間が遅れたりします。暗いはずの時間が明るいと、これまで過ごしてきた体のバイオリズムと合わず、体調を崩す人も多いようです。これは対策といってもなかなか難しいですが、慣れてくれば日照時間をうまく利用して楽しく過ごす事もできますよ。


まとめ

いかがでしたでしょうか。


 ロンドンは雨が多く曇った空がほとんどですが、逆にその分晴れたときの気持ち良さ、爽快さは格別です。また、雨を嫌なものとして捉えがちですが、こちらにいると雨を意識した服のコーディネートや小物のチョイスが結構楽しくて、雨とうまくつき合ってみんな生活しています。それでもここの四季は大変美しく、日本に負けないくらい見どころが多いのできっと満喫できると思いますよ。

 ここで紹介した知識をしっかりと覚えていただければ、ロンドンの天気はもうバッチリですね。皆さんがこちらに来てもし雨と遭遇したら、「雨かぁ…」と嘆くのではなく「これが噂の雨ね。それじゃ用意してきたこの傘で街中を散策しようかな」くらいの気持ちで旅行を楽しんでもらえると幸いです。ぜひロンドンの旅を満喫してください!


ロンドンの天気分析!観光旅行前に知りたい5つの特徴


1. ロンドンの四季は日本と似ている
2. 噂どおり…雨が多い
3. 一日のうちで天気が何回も変わる
4. ロンドンの冬は寒い
5. ロンドンの初夏は日が長い

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