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家の色を決める

家には色を決める箇所がたくさんあります。
どうやって決めたか覚えていますか?
また、これからも何度か色を決める機会があると思いますので、色に関する雑談としてお読みいただければ幸いです。


■色で家の印象は変わる

1、家の中と家の外の色

家に関する色としては大きく分けて、外と中に分けられます。
一般的な考えとして、
外部の色は周囲との調和
内部の色は好み

とすることが多いと思います。

時々、奇抜な外観やカラーの家が裁判沙汰になったなんてニュースになりますが、個人の財産であると同時に街の景観の一部でもありますので、自由はありつつも一定のバランスはとる必要があると私は考えています。

2、カラーが多すぎる

最近は選択できるカラーがあまりに多すぎるという印象があります。
様々なニーズへ対応出来るようにとのことだと思いますが、
多すぎる選択肢は時として苦痛にすら感じることもあります。

もちろん、たくさんのカラーのラインナップがあった方が良いとは思いますが、出来れば、製造者からのお勧めカラーなどをご案内いただけると、ご提案する我々やお選びになるお客様も選びやすいのではと思ってしまいます。

3、多すぎるので色々使いたくなる

カタログやサンプルなどを見ていると、
どれにするか決めきれず、場所ごとにあれこれ色を変えて使いたくなることがあります。

これもたくさんの選択肢があることの弊害ではないかと思ってしまいますが、たくさんの色を使った仕上がりをまとめるのはなかなか難しいことです。

そこに家具などのカラーも加えると、
収集が付かなくなってしまった空間が出来上がってしまうかもしれません。

4、迷ったら三色にまとまるように考える

私は可能なら空間の中の色が三色以内にまとまるように考えいます。
床の色、壁の色、そして、家具・観葉植物などの色で大まかに見て3~4色となります。

そうすると、落ち着いた空間にまとまっているように感じます。

5、アクセントを付けたい

「壁紙を白で統一するだけでは物足りない」
と言う場合に
壁や天井に凹凸を設けたり、ベースのクロスと異なるクロスを使ったり、
して空間に変化を加えることがあります。

いわゆる、アクセントつける
ということです。

タイルを張ったり、エコカラットを張ったり、無垢材を張ったり、
するのも良いですよね。
しかし、これもバランスが大切で

  • 強すぎるアクセント

  • 多すぎるアクセント

  • ベースとの差が小さなアクセント

などは効果が低い、または、逆効果、になってしまうこともあります。

6、そうは言うけど注文住宅です

家の中であれば、好きに選んでいい!
と言うのが私の結論です。

なぜなら注文住宅ですから、誰かの意見に左右されず、
自由に選んでみて良いと思います。

プロに「どうですか?」と聞いてしまうと、
プロとして言わなければならないこともありますので、
つらつらとそれなりの事を話さざるを得なくなります。

悩んだら、一番気に入った色を選んでみましょう!
責任はご自分で取ってくださいね(笑)

■最後までお読みいただきありがとうございます