健康的な暮らしが出来る家ですか
現代の日本で健康に過ごすには「何となくの暮らし」では難しいですよね。
気が付いたら体重が・・・
気が付いたら偏った食事で・・・
気が付いたら歩いていなくて・・・
便利で快適な暮らしは、意識をしていないと健康からはどんどん離れていってしまうので、ちょっと意識を変えるところから始めてみませんか?
■健康に大切な運動
1 楽しみを見つけよう
適度な運動は健康には欠かせません。
しかし、なかなか継続するのは楽ではありませんよね。
私も「やらなきゃ、やらなきゃ」と思いつつ、継続出来ませんでしたが、最近、散歩だけは継続できるようになりました。
最初は、ゆっくりと30分くらい歩くことから始め、少しずつ時間や距離を伸ばしていきましたが、
私の場合、継続するポイントは「どこに行くか」を決めることでした。
「この時期はあの公園には〇〇の花が咲くから見に行こう」
「散歩の帰り道にあのカフェによって行こう」
「暑いので川に涼みに行こう」
など、季節や気分に合わせて行き先を決めて、散歩に理由と言うか、楽しみを見つけるようにしました。
最近では、散歩中にかぶる帽子を買ったり、散歩中に時々ゴミ拾いしてみたり、散歩の楽しみを増やしてモチベーションを保つように工夫しています。
2 成果が出るのは時間が掛かる
仕事でも何でもそうだと思いますが、
求めている結果が出るのってなかなか時間が掛かりますよね。
運動して体重を落とそう、健康診断の数値を改善しよう、
と考えていても、なかなか結果が出ないと気持ちが萎えてきます。
私も何度も挫折してきました。
でも、初めからそんなにすぐに結果が出ないことは分かっていたはずなんですが、諦めそうになると思いだしたかのように時間が掛かることへ不満が募ります。
ですから、
運動の目標をそんなに高くしなければ良いのではないかと考えました。
体重の改善、健康診断の数値の改善、
って時間が掛かりますので、私はかなりハードルを下げました。
散歩後の汗をお風呂で流したら気持ちいいだろうな!
散歩後のお腹が空いた後の食事は美味しいだろうな!
など、このすぐ後のことへ期待することにしました。
他にも、
これだけ歩いたのだから、ちょっと間食しても良いよね!
というのも時々やっています。
これなら私でも継続出来ています
■健康的に暮らせる家とは
最近の地球環境では、積極的に対策をしなければ耐えられる環境ではありません。
暑すぎ、寒すぎ、雨降り過ぎ、風強過ぎ、地震が大き過ぎ、
など、観測史上初や何十年に一度の○○、何てワードが頻発する時代ですので、家もそれに合わせていかねば耐えられません。
1 熱の変動が小さい家
最も健康に影響が大きいと言えるのが、暑さ、寒さです。
特に、温度の変動が大きいのがお体に負担を掛けますので、
住宅の断熱性能(熱の出入りを抑える性能)が非常に大事になります。
断熱の他、気密性(隙間風が少ない)、遮熱性(熱の侵入を遮る)なども併せて高い性能の住宅を目指します。
ポイントは、
夏の良く過ごす場所の暑さ
冬の浴室などの寒さ
夏は、居間や寝室など、時間を長く過ごす場所では、エアコンが必須です。
その際に、性能が高ければ、効率が良くなり、光熱費が抑えられるので不安が軽減されます。
冬は、居室などは温かくして過ごすでしょうが、トイレ、脱衣室、浴室などの水まわりが凍えるほど寒いことがあります。そこで暖かい部屋と寒い部屋での温度差が体に大きな負担を掛けるので、家全体の性能を上げるか、寒い部屋を局所的に暖めるかなどの対策が必要です。
2 空気がきれいな家
現代の家は24時間換気扇を回していないといけないことになっています。
一時期はシックハウス症候群が話題になり、お体を害された方もたくさんいらしたので、そうした法律が出来ましたが、建材や接着剤なども仕様が変わりましたし、弊社のように無垢材を使用する工務店も増えていますので、今でも、そんなに空気が汚れている家があるのかと逆に不安になってしまいます。
きっと、一度出来た法律は解除されないのでしょうね。
しかし、実際には、
過剰な加湿状態により、室内にカビやダニを発生させている事例も増えていますし、近年、施工技術の施工品質の低下が著しく、施工ミスや防水性の低下により、壁内にカビが発生している事例なども増えていますので、換気は大事なのかもしれません。
ちなみに、「住宅は省エネ化しろ」と言いつつ、「換気扇は回し続けろ」と言って冷暖房している室内の空気を外に排出させ続けるのですから、
換気扇の電気代 + 冷暖房効率の低下による電気代・ガス代アップ
していることになるので、省エネって何だろうとは思います。
3 心穏やかに暮らせる家
健康は体だけでは成し得ません。
心も健康であって初めて健康と言えます。
ですから、「住み心地」という漠然としたものが非常に大事だと私は考えています。
その住み心地を良くするために、間取りを考え、性能を高め、長く安心して暮らせる家を造るのが私たちの使命です。
でも、現代ではこれが最も軽視されている事ではありますが。