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映画は散歩して見ると面白くなる

「趣味は映画観賞です。」

特に趣味がない人が遠慮がちに言いがち。

だが僕の場合、ひどい時は一日一本映画を見ることがあるので、「映画鑑賞は趣味だ」と胸を張って言いたい。

と言っても、一日一本のペースで見ていると、飽きてくるし、展開に心躍らない日がある。

そんな時は、映画に同調することを意識している。

明るい内容の映画ならば、画面を離れ、外を歩き、気分を明るくする。暗い内容ならば、雨の日や感傷的になった日を選ぶ。

そうすると、映画の内容に入っていきやすい。映画の主人公と同じメンタルでストーリーを追っていける。そうすると楽しい。

映画は、受け身の趣味だ。楽しませてもらっている感覚になるが、このように主体的に楽しむ方法もあると思う。要は、映画に自分から同調していくのだ。

僕は、より映画を楽しむために戦略的に映画観賞スケジュールを立てている。例えば、「今週は晴れ続きなので、コメディー映画週間にしよう。映画を見る前は散歩で太陽を浴びてスッキリした気分で見よう。」という感じ。


もし今あなたが見ている映画が楽しくないのならば、楽しめない自分に原因があるのかもしれない。

誰かや何かに(例えばテレビ)楽しませてもらっていると、つまらなくなってしまうことは増える。しかし、自分で自分を楽しんでいると、ほとんどの場合、つまらなくなることはない。

僕が思う資本主義の弊害は、楽しいことは外にあると錯覚してしまう状況に誰もがあるということだ。テレビ(特にCM)を見るとよくわかる。「これを買わないとあなたは幸せになれない。」そんな観念を無意識に抱かせる。

楽しいことは自分で生み出せる。その一歩を主体的な映画鑑賞から始めてはいかがだろうか。


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