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【テルペン】について

こんばんは!だいすけです。


今日は【テルペン】についてです。

テルペンの特徴

◯テルペンとは、植物の精油成分に含まれる成分です。

◯特有の香りや苦味を持ち、リラックスをさせる働きや血圧を下げる働きがあります。

◯アロマセラピーや香水に多く利用されている身近な成分です。最近は大麻草から作られるCBDにも含まれています。


テルペンの効果

◯リラックス効果
◯高血圧を予防する効果
◯炎症を抑制する効果

テルペンを含む食べ物

◯ゆず
◯オレンジ
◯ライム


ワンポイント

◯テルペンの種類
テルペンは2つ以上のイソプレンから構成されており、イソプレン単位の数字に応じて、モノテルペン、セスキテルペン、ジテルペン、セスタテルペン、トリテルペンなどと呼ばれるものがあります。

・モノテルペン
イソプレンが2つ結合したものです。モノテルペンは芳香性の成分で、バラや柑橘類のような芳香を持ちます。自然界には400種類ほどが知られており、アロマセラピーや香水などに利用されます。一般的にテルペンといえば、モノテルペンのことをさします。

・セスキテルペン
イソプレンが3つ結合したものです。
非常に種類が多く3000種類以上存在するといわれていますが、香量として重要なものはおよそ20種類です。エレメン、カジノール、カジネン、ファルネソール、ネロリドール、グローブ、サントニンなどがあります。

・ジテルペン
イソプレンが4つ結合したものです。
ゲラニオール、フィトール、アビエチン酸、タキソールがあります。

・セスタテルペン
イソプレンが5つ結合したものです。
主に菌類、地衣類などの植物や昆虫、海綿などの動物に含まれています。ゲラニルファルネソールなどが存在します。

・トリテルペン
イソプレンが6つ結合したものです。植物界に100種程度が確認されて分布します。キノコ、高麗人参類に含有される成分として抗がん作用などの生理活性が見出されています。


まとめ

◯リラックス効果
モノテルペンの香り成分にはリラックス作用があります。レモンやオレンジなどの皮をむいたときにすっきりとした気分になるのは、テルペンの一種であるリモネンの香気成分が呼吸から体内に入り、脳内でリラックス時に発生するα波が出るためであるといわれています。


◯高血圧を予防する効果
気の種類には、住んでいる人を心地よくさせるものがあります。これは、黄の香りの中に含まれるテルペンの香りのおかげであるといわれています。実験によって、スギの香りで、人がリラックス状態に導かれることがわかりました。スギの臭いを嗅いで、血圧、血流量を測るもので、スギの香りによってリラックスでき、血圧と血流量が下がりました。

◯ 炎症を抑制する効果
テルペン類に含まれるジンゲロールは、炎症や痛みを鎮める強力な鎮痛剤作用を持ちます。さらに、ヒスタミンの放出を抑制して、アレルギー症状を緩和する働きもあります。


こんな方にオススメ

◯リラックスしたい方
◯血圧が気になる方
◯炎症や痛みを抑えたい方


最後までで読んで頂きありがとうございます!


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