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【児童虐待】江戸川区の児童相談所『はあとポート』の視察に行ってきました。

こんにちは。日本維新の会・板橋区議会議員の大森大です。

本日は日本維新の会のメンバー

林あきこ江戸川区議
松本みつひろ杉並区議
松澤あいり江東区議
上田あや目黒区議
と私・大森大の5人で江戸川区の児童相談所『はあとポート』の視察に行ってきました。

先月に板橋区の児童相談所『子ども家庭総合支援センター』に視察に行きましたが・・

板橋区は去年にオープンしたのに対して、江戸川区は令和2年からオープンしています。

なのでいろいろと先行した取り組みをされていました。

その最たる例がAIを用いて通話内容をリアルタイムでテキストにする「通話音声分析・モニタリングシステム」です。

そちらの説明も担当者の方に丁寧にしていただきました。

児童相談所にかかってくる相談の電話などをリアルタイムでテキスト化(文章化)していくシステムです。タイムリーで他の職員が見ることが出来るので、新人が電話応対する場合でも保留をせずに周囲の人がアドバイスなどを行うことが出来ます。

しかも、必要な情報をすぐに検索できますので、ベテランのように豊富な知識が無くても適切な情報を相談者に伝えることが出来ますし、他の職員の過去のやりとりも見ることが出来ますので、先輩などの受け答えを参考にすることが出来ます。

実は児童相談所というのは職員の入れ替えなどが激しいケースがあり、人材育成がなかなか進まないという問題を抱えている地方自治体があると聞いていました。しかし、このシステムを使えると人材育成も行いやすいのではないかと思います。

しかも、児童相談所の職員は全て記録を残さなければなりませんので、書類作成に忙殺されてしまうことがあります。しかし、このシステムを使えばスムーズに行え、職員の負担を軽減することが出来ます。

実は今回の視察は、前に行きました『自治体・公共Week』で、このシステムを制作したNTTテクノクロスのブースを見て私が江戸川区議の林さんにお願いして実現しました。

想像以上に素晴らしい物でしたね。初期費用は5000万円・ランニングコストで2500万円ほどかかるようですが、私は十分板橋区でも導入する価値があるように思いました。

とても充実した視察になりました。職員の皆さまありがとうございました🙇