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さよならプレイステーション、という話

今月末にはいよいよゲーミングPCを家に導入しようか、と目論んでいる中年ゲーマー、諸星だりあです。

この記事を書いた時から気持ちは固まっていましたが、今は通販サイトで物色しているのが楽しい状況です。
今日は別件で電気屋に赴いたのですが、そこで買うつもりではなくただモニターのサイズを、現物を見て知っておこうという見分を行いました。27インチだと格ゲーには大きい、と聞いていましたが実物を見るとそこまででも無いな…でも確かに視野角に全体は入らなさそうなのでやはり23、8もしくは24だな…といった感じに、ワクワクしながら実物を見てきましたね。

遂に途切れる、ゲーム専用機の購入歴

そんな私ですが、90年代から主だったゲーム機は一通り触れてきた人間でありプレイステーションに至っては1から4まで買ってきたんですね。携帯機はPSPもVITAも持っています。色々あってPSPは4回買いました(笑)。ですが、今回ゲーミングPCという選択をすることで遂に、PS5を購入する見込みは消えそうなんですね。グッバイ、ソニー。

新しいゲーム機だから買う、といったことはこれまでしていなくて、やはり動機となるソフトがあって初めて買うことになります。そしてそれが、見事なほど格ゲーに寄っているのが、私のプレイステーション購入歴です。

・PS1…鉄拳シリーズ(アーケードそのまま、がとても魅力的だった)

・PS2…DEAD OR ALIVE2、ストリートファイターEX3(後者は家庭用オンリーだった)

・PS3…ストリートファイター4(環境重視で後にX BOX360に乗り換えることに…今思えばPCを選択する行動原理と同じです)

・PS4…ストリートファイター5(本体発売の2年後に、このソフトの為に購入)

と、見事なほど格闘ゲーマーです。余談ですがドリームキャストも、ソウルキャリバーが目的で買いましたね。
ですがスト5の時代に変革が起き、日本ではゲーム機と比べ馴染みの薄かったPCでのゲームが一気に浸透したんですよね。テレビに映すゲーム機より純粋に入力情報を表示することに特化したパソコンの方が、コンマ何秒を競うゲームに適しているということから上級者、ガチ勢はこぞってPCを選ぶようになり、プレイステーションはライト層向けだとある意味「格下げ」されたんですね。

思えば2の時代から、機械的スペックを売り文句にしてきたPSですがそもそも、パソコンが一般的ではない時代に「ならばゲームだけのコンピューターを安く提供しよう」というコンセプトで作られたのがコンシューマーゲーム機の始まりですから、パソコンがどの家庭にもある時代になると存在意義が薄れるのは当然の流れでした。
そこで、独自性を持って存在感を保っていたのは任天堂ハードで、先日後継機が正式にアナウンスされましたがニンテンドーSwitchがこの時代でも世界中で支持されたのはご周知の通りです。

あくまで個人的に、ですがついにプレイステーションの時代が終わったんだな…と感じた、この度のPC購入計画です。
これが現代の状況も反映していることを裏付ける記事もありました。

1~4までと比べると、やはりPS5は普及していませんし、今後飛躍的に伸びる材料も無いというのが実態のようです。
というか、単純に高すぎるし大きすぎる。
最近、店頭でも見かけるようになり現物をショーケース越しに初めて見たわけですが、その大きさにビックリしたものです。「国内のゲーム機全てに対応!」と書いてあったゲーム機用ラックに入らなかった、初代Xboxを思い出したものです(笑)。…そういえばあれ、ネオジオCD(トップローディング)も入らなかったな…間違いなく日本のゲーム機なのに。

一応残しておこう、PS3

そんな感じで現在持っているPS3と4、後者はともかく3の方は流石にもう使わないか…?と思い処分することを考えました。購入したのは2009年で、もう15年物になります。マイケルジャクソンのBlu-rayとセットになっているやつで、ストレージが120GBの一番中途半端なやつです(苦笑)。

未だに使っているシロモノなので、未だに使っているiPad5で撮ったら
こんなボケた写真になりました
縦置きで使っている、PS3です

実家から持ってきた唯一の据え置き型ゲーム機だったのですが、いざ手放そうと考えると…

「う~ん、PS1のゲーム出来なくなるのは不便だな。頻繁にやる訳じゃないけど、暇つぶしの選択肢が消えるのは良くない」

と考え、残しておくことにしました。
壊れてはいませんし、箱詰めして持ち出すのも面倒だな…というのが一番の理由なのですが(笑)。先日ご臨終を確認したセガサターンは謹んで廃棄いたしました。


そんな感じで、90年代から続いたPSブランドとのお別れに至った2024年、その時代の移り変わりを噛み締めたというお話でした。


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