見出し画像

地元のゲーセン思い出話・不良に絡まれたときの凌ぎ方

スト6タイプアーケードの携帯サイトを見ていて、ふと気になったので我が故郷・香川県の設置店舗を調べたところ、たった1店舗でした。
ですがそもそも設置が無い県もあるので、「あるだけマシ」なのでしょうね。

そのお店は「マックスプラザ善通寺」です。
私の家からは遠かったのですが勤め先から、ちょっと頑張ればいけるくらいの距離だったのでたまに行っておりました。懐かしいなと思いつつ検索かけたりしていると、動画が何本かありましたし、なんと公式のチャンネルもありました。

疑似的に帰省できる、これがインターネット

私の様に地方出身の人間はおそらく皆やっているのではないかと思いますが、GoogleEarthでのバーチャル里帰りをたま~にやっています。それと同じように、そこに行った人の動画などで「帰った気分」を味わうのは、インターネットの恩恵だと思っていますね。

ここは、おそらく香川県でも最後の一店舗…といってもいいほどのビデオゲームゲーセンではないでしょうか。
ボウリング場と併設になっているゲームセンターで、軽食もあるので飲食店扱いで24時間営業していたりする、特殊なビデオゲーム環境でもあります。

私は98~2002年の間、東京に住んでいたのですがそこから帰郷しまして、首都で味わった盛況のゲームセンターを地元でも求めていました。…が、それはなかなか叶わないもので。そんな中、その飢えを満たしてくれる数少ないお店がここだったんですね。現状、スト6がプレイできる香川県唯一のゲーセンのようです。

紹介されている動画がありました。
この中に出てくる「メガロ50」、非常に懐かしいです。
93年ごろ、デパートのゲームコーナーがビデオゲームで溢れていた時期にこの大きさの筐体でストⅡダッシュターボや、ファイターズヒストリーをやっていたものです。2Pとコンパネの位置が離れているので、見ず知らずの人がいきなり横に座って対戦プレイになったこともありましたね。ブームの最中なので「あ、こういうこともあるんだ」くらいに思っていましたが…今思うとなかなかファンキーな話です(笑)。

ランドセルを背負って通ったゲーセンの思い出

パッと探しただけでは、この動画しか出てきませんでしたがここが私の地元だった、香川県坂出市のJR坂出駅です。ここに映っているイオンですが、かつてはサティでした。さらに昔はニチイだったりしましたね。ここの3階のゲームコーナーこそが、少年時代の私の憩いの場だったんです。

さらに、90年代半ばまでこの坂出駅の駅前に「タイトー」というゲーセンがありました。今、タイトーのゲームセンターといえば赤い看板のタイステが浮かぶと思いますがそれでは無かった時代の、タイトーのゲーセンです。そこが、格ゲーブームの時の私の主戦場でありました。
当時は禁煙ではなく、店内は常にタバコの煙でモクモクでした。中学生がそんな場所にいても、特に怒られたりはしない時代です。「灰皿ソニック」などとネタにされることがありますが、灰皿が飛んでくるくらいならまだ可愛いもので、外に連れ出され殴られる、また殴り合いの喧嘩…も、まぁゲーセンだしな、みたいに流されてもいました。私も因縁をつけられたことやカツアゲにあったことがありますが、「ゲームをやりにきただけの、よくわかってない子」の振りをしてやり過ごす…という方法で凌いでいました(笑)。怖がっている様子を見せると「お、コイツはもう一押しで金出すぞ」と思われるので、「???」みたいな態度でいるのがコツだったんですね。

…内心は怖がってましたけど(笑)。

画像は久米川のゲームインファッツさん
古き良きゲーセンの空気感ですね

地元のゲームセンターの思い出はまだまだあるのですが、それらのお店ももう全て、現存はしていません。なので記憶の中だけの輝きとして、生きてる間は覚えておきたいなぁという思いで綴りました。
治安の悪さ、暴力的なエピソードをあげておいてなんですが、常にそんな光景があったわけではなく基本的には楽しい空間だったことも、付け加えておきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?