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火野レイちゃんの魅力を語る記事・その2(実写編)

劇場版美少女戦士セーラームーンCosmosの円盤、発送メールが来たタイミングでこちらの動画が公開され、テンションアップしております。

予想はついていましたが、今日は我が推しキャラ火野レイちゃんでした。
まぁ…今作(Cosmos)ではあまり出番がないのですが、前編で美奈子ちゃんと一緒に値千金のシーンがあったので、良しとしましょう。

好みというか、彼女が好みを作った

4月に書いたこの記事の通り、彼女を形作る要素が悉く私の好みである、のは事実なのですがなんというか、今にして思うと少年時代にテレビで火野レイという存在に出会ってから、自分の「好き」=火野レイになっていった感すらあるなぁ、と思います。つまりその後も、火野レイ要素があるキャラは気に入っていくという感じですね。
好きな色は間違いなく赤、です。

クール系ながらボケもこなすところが魅力だったりします
見方によるとセーラー戦士全員ボケ担当なところすらありますが

実写版・火野レイの魅力

昨日、こんな記事が出ていました。

大河ドラマ出演中の北川景子さんの台詞を取り上げた記事で、北川さんの演技が絶賛されています。私はドラマ未見なのですがせっかくNHK+に加入したところなので、また観てみようと思っているところです。
今やトップクラスの人気女優である北川景子女史の、デビュー作が実写版セーラームーン、火野レイだった事は有名です。

今年、全話鑑賞して書いたこの記事ももう懐かしく感じますが、とにかく実写版のキャスティングは素晴らしかったわけです。皆「美少女戦士」の名にたがわぬ可愛さで、またキャラにもピッタリハマっていました。

ああ、レイちゃんが実際にいたらこんな感じなんだ、という
圧倒的な説得力がありました

その外見やキャラ付けもさることながら、実写版ならではのドラマ展開がさらに魅力を引き立てていたのも間違いありません。
レイちゃんに至っては原作やアニメには無かった父親との確執を描くエピソードがあったり、本来セーラー戦士のリーダーである美奈子からその役目を託されそうになり一悶着、といった独自の関係性もありました。そういうアレンジが加えられながらも、キャラの本質である強さ、美しさ、うさぎを信頼している仲間意識、といった肝の部分は原典を踏襲していたため、紛れもなく「火野レイ」であると見られていたんですね。

当時16歳だった北川さんの巫女姿、変身後の姿もキマっていました。

セーラームーンでデビュー後、スター街道まっしぐら…のように思われてますが、
実はしっかり下積みの時代もあったりします

実写版セーラームーンの脚本は、平成仮面ライダーでお馴染みの小林靖子さんがメインで担当しているのですが、流石と言わしめる場面が終盤にありそこでこの三次元版火野レイのキャラクター性が爆発しています。

20年前の作品なので、もうネタバレ込みで話しますが実写版は愛野美奈子が病をおして戦っている、という設定で最後にはその命が尽きてしまいます。美奈子は売れっ子アイドルで、特にうさぎは熱狂的ファンだったりしたのですが、メインで美奈子と絡むのは、アイドル活動にほぼ興味の無いレイでした。先述したようにセーラー戦士の使命についてたびたび衝突があり、お互いの実力を認めながらも相容れない…そんな関係性だったんですね。
でも、いやだからこそ、美奈子の身体を気遣っていたのもレイでその運命を変えようと奮闘したのも彼女です。
そして、美奈子の命の灯が消えた時、作中で直接的な描写はありません。ただ戦闘の現場に駆け付けたレイが、

それまで見せたことのない大号泣

を見せるんですね。
これで、誰もが美奈子のことを知ります。
というか、視聴者には嫌でも伝わります。一応女児向けドラマだったと思いますが、なんとも生々しい。そして全編通して個人的にも一番印象に残っているのがこの場面なので、私も女優・北川景子に圧倒されていたんでしょうね。

こんなハードな実写版・美少女戦士セーラームーンですが番組としてはとても面白く、見応えもありました。ちょうど平成仮面ライダーが軌道に乗り始めた頃でもあり、東映特撮の脂の乗った時期の勢いも感じる事が出来ます。
現在は配信もされておらず視聴ハードルが若干高いですが、十代の北川景子を拝める貴重な番組ですので、是非ご覧いただきたいですね。

私はDVDーBOXを持ってます
Blu-ray待機してましたが、出そうにないので買いました


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