「チーム・ジャーニー 著者による本読みの会 第04話『チームのファーストを変える』」に参加しながらまとめてみた
二度寝とチーム・ジャーニーどっちが大切か知ってるか?
という訳で第4回読書会に参加しました! 寝不足😴
チームのファーストを変える
チームごっこに陥るチーム
皇帝はチームを離れ、新しいチームで合宿を行っています。
✔1日目チームビルディングのワークショップ
- ドラッカー風エクササイズのA面とB面
- タイムラインふりかえり
- KPT
✔ 2日目プランニングミーティング
- モブプログラミング
合宿したい……。非日常の空間大事。
「タイムラインふりかえり」なんてものがあるんですね。初めて知りました。カイゼン・ジャーニー第19話を参考にすればいいらしいです。プロジェクトやチームに存在する歴史的経緯を新しいメンバーに伝えられますし、その時の気分をお互いが気づけるワークショップみたいです。やってみたい!
この時点で合宿するんだと思いましたが、これはコーディングスタイルの違いを表出させ、それに気づくためのワークショップでした。TDD的アプローチをとる人、後からテスト書く人、書いて手で動かしてを繰り返す人、様々な人がいます。良し悪しを見るのではなくみんな違うんだと受け入れることが重要です。
そして新たな問題が起こる
パフォーマンスが出ていない問題。皇帝が抜け、皇帝がタスクをこなしていた分と、皇帝しか知らないコードベースの調査にいちいち時間が掛かっています。さらにはミーティングに時間がとられているのでベロシティが低くなってしまっています。
コードの属人化はあるあるですし、優先度が低くされてしまうのもあるあるですね😇
スクラムガイドを読んだ感想は「スクラムイベント多い!」でした。スプリント内のイベントで丸1日費やすイメージです。
なのでこの状況でパフォーマンスが下がるのは当然ともいえますね。ただこれを当然と受け入れるだけではダメで、「じゃあどうするか」と考える必要があります。
「なんなの、これ。チームごっこじゃん。」
チームのファーストを変えよう
プロダクトの価値が届け切れていないという現実を受け止め、チームファーストからプロダクトファーストへ転換します。ここで重要なのはタイムボックスを切ることです。ここではまずは1か月と決めていました。
この時に用いた手法は「ゴールデンサークル」でした。
WHY:プロダクトファーストで、アウトプットを出す
WHY:「勝負機能に絞り込み」「コードのキャッチアップも限定する」「役割の再定義」
WHAT:「スクラムマスターは廃止」「フロントエンドのリード役に魔王院くん」「バックエンドのリード役に天神川さん」
追加のWHENでタイムボックスを意識すると良いと書かれています。
ここで出てくるリードには2つの役割があります。
✔ チームのコミュニケーションを促すという意味でのリード(先導)
✔ 意思決定の上でのリード(先導)
ミッション・ジャーニーを設計する
第一主義を適宜切り替え、状況に適応できるのが機能性の高いチームといえる。
開発チームと経営層では見ている世界が異なっているのでコミュニケーションが重要というお話もされていました。
チームの構造をデザインする
チームの構造がどのような要素で決まるのか、それぞれ足りないとどういう状態に陥るのかの解説がありました。
✔ 共有ミッション
✔ 役割
✔ コミュニケーションの場
✔ ルール
この辺りを意識して、あぁ今のチームの状態はあれが足りないんだなと気づきを得て修正していきたいものです。
来週は第5回!
😉