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#45 添い寝する0歳児の体温から明日へのパワーが注入される話

4歳と0歳の息子たちを持つ父親です。ボウズたちの成長する「今」を綴ることで将来の息子たちへのプレゼント(酒の肴)になればと筆を執っています。

さて。0歳児のキミへ。お父さんが仕事中に「お腹が上がった!」というお母さんのメッセージとともにキミがずりばいからハイハイもどきにステップアップしている写真が送られてきた。いつもより視野の高いキミの様子を見て、もうすぐハイハイへと進化する前兆を感じさせる嬉しい1枚だったよ。

キミは今日は7か月の検診で、身長は生まれたときから17.4センチ伸びた。51.5センチから68.9センチね。書いておくよ。体重も8キロオーバーだ。身長はこれまで平均曲線よりすこーし下だったけど今はだいぶ挽回してほぼ平均並みだ。最近凄く大きくなってきたなーとお母さんと話をしていたけどこうやって数字も物語っている。

何だか最近はだっこするときに、ちゃんとキミのお尻と太ももがお父さんの腕にちょうどよくおさまってきたし、キミの「腕」もしっかりと「腕」を出張してきている。下の前歯に加えて、上の歯も生えてきて離乳食にとどまることなく、サクサクいうお煎餅も食べれるようになってきたよ。
まだまだ米粒のような前歯だけど、柔らかい飲みこむだけのバナナやニンジンの擦りおろしだけでなく、固形物のサクサクお煎餅まで食べることができるようになってきたのは成長だね。食卓にもちゃんとキミの席がある。キミはみんなで一緒にご飯を食べるときはご機嫌だ。これまでは床に置かれたハイローチェアの上で、ミルクだけだったから目線がみんなより低くてきっと寂しかったね。最近はみんなで同じ高さのテーブルを囲んでいるよ。

朝ご飯をお母さんやお兄ちゃんも含めて4人で食卓を囲めるのがお父さんの一日の元気の源だ。キミもいつかお父さんになったらこの気持ちがわかるだろうね。

お父さんはお腹が床から離れたキミの写真を見て、お父さんの目の前でもやってもらおうと急いで帰ってきた。ただいまーとドアを開けると、キミはお腹を床にぴったりとつけてうつ伏せで気持ち良さそうに寝ていたね笑。
ハイハイもどきのキミに会うのは明日にお預けだ。

寝ているときも指をしゃぶって口をもぐもぐしていて、まるでウサギがニンジンを食べているかのような動きで、体は微動だにせずうつ伏せなのに口だけチチチチと正確に時を刻む時計の針のように規則正しく口を動かすキミの表情はとても微笑ましくて、見ていてまったく飽きない笑。

いつも左手の人差し指と中指の2本をもぐもぐしているけど、ちょうどキミの口にぴったりのサイズなんだろうね。左手の指をもぐもぐするのでいつも右の頬っぺたが床にぴたりとついている。これはキミにとって一番気持ちの良い寝方なんだろうな、とお父さんはいろんなシーンでキミのその格好での寝姿を写真に収めているよ笑。

お父さんは横になってキミの様子を見ているとキミは微睡ながら、ゆっくりと寝返りを打ち、お父さんのそばに寄ってきてくれる。くっついたと思ったら、左の頬っぺたが床についたことでうまく指しゃぶりができずに居心地が悪い。またクルクルと寝返りをして元の位置に戻り右ほっぺを下に気持ち良さそうに眠っている。

お父さんは、その小さな体から放たれるキミの体温を感じて、その力強い生の力に触れて、いつもパワーをもらっている。

やがてキミの口の規則正しいモグモグは不規則になっていき、呼吸が深くなる。キミは本格的な眠りに入る。そこで、お父さんはキミのお腹や背中とトントンしていた手を止めるよ。お父さんの寝かしつけはここで終わりだ。

良い夢をね。
明日もキミにとって良い一日になりますよう。

これから羽ばたくキミへ。お父さんは冷え性だから余計にキミが温かい笑。

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