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#24 コツコツ毎日倒れ続けた結果、憧れの三点倒立をモノにした話

4歳と0歳の息子たちを持つ父親です。将来の息子たちへ宛てて成長の記録を記した手紙を書いています。いつか息子たちの酒の肴になれば良いと筆を執っています。

今日は仕事中に妻からピロン!と携帯に写真が送られてきました。息子のドアップの写真で胸に白いガムテープが貼ってあり、何だか文字が書いてありました。指を広げて文字の箇所を読んでみると、

「三点倒立できました!おめでとう😊」

日々頑張っていた三点倒立ができるようになったようです!というわけで、これは息子(現在4歳)の酒の肴(少なくても16年後)に絶好にネタなので書いておこうと思います。

さて。というわけでキミは今日、三点倒立を成し遂げた。おめでとう。毎日練習していた甲斐があったね。ついこの前までは全てがでんぐり返しだったのに笑。この1か月は家中の至るところでキミは三点倒立の練習をしていた。布団の上、ソファーの上、床の上、、、。
キミはすぐに足を伸ばしたがるからバランスをとれる前に倒れちゃうことが多かったけど、この前の週末に「タマゴ」というゆっくりと一旦お尻を上げて足は曲げたままで数秒キープして、安定してきた足を伸ばす、という方法を動画で見てそれをマネするようになった。そうすると、2秒、3秒とその状態でバランスをとって止まれるようになってきた。

昨日はお母さんとの秘密特訓の動画が送られてきたけど、だいぶ良い感じに「タマゴ」ができるようになっていて、「もう少しだなー」とお父さんは思いながら動画を見ていたけど、遂にキミは今日やりきったようだ。
よく頑張ったね。この前の土曜日はお父さんが見ているだけでも100回は三点倒立の練習をしていたよ。倒れた数は嘘をつかない。”くるりん”となってはまたトライして、たまに数秒止まれて、「今止まれた!」と嬉しそうにお父さんの方を見て、また”くるりん”に戻ってしまって、「あー」と言って。それを何度も何度も繰り返す姿を見てキミは心から楽しんでいるなと感じたよ。

食べるのも寝るのも忘れて何かに没頭できることは幸せなことだ。そういうものはキミにとって宝物になるかもしれない。大事にすると良いね。
三点倒立自体よりも、できなかったことができるようになることにキミは楽しみを見出しているのかもしれない。足し算ができたときもガッツポーズしているもんね。

キミが三点倒立をモノにしたのは4歳1か月だ。デジタルで残るから将来見返しても日付を計算すればわかるね。

お父さんは今日は帰るのが遅くなるからキミが寝る前に電話をして「おめでとう」を伝えた。キミは「何が?」というような返答であったけどきっと達成感でいっぱいのはずだ。

「パパ、明日のお弁当にさくらんぼを入れてね」

そう来るか。それが三点倒立のご褒美なのかな笑。
今、冷蔵庫で一番形の良いさくらんぼを見繕っておいたから、明日はそれをお弁当に入れるよ。

キミはきっと早く起きてきて「パパ見て見てー」と朝から興奮状態で今日為した遂げた技を披露してくれるのだろうな。
寝坊するとキミの出来立てホヤホヤの三点倒立を見損ねてしまうので、お父さんはこの手紙を書き終えたら早々に寝ることにするよ。

次は逆上がりに挑戦だね。

これから羽ばたくキミへ。明日はお父さんは楽しみに早起きするので、キミも寝坊をしないようにね笑。


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