見出し画像

言葉のちからを再確認した一冊。『20代で得た知見』で心に刺さったフレーズ集

こんにちは、dadaです。

最近は早起きして朝9時まで読書の時間にあてています。

「早起きは三文の徳」という言葉があるとおり、ちょっぴりかもしれないけど、確実に、心身ともに良いルーティンになっていると感じております。

そんな私が今週2周した本、タイトルにただ惹かれた。

『20代で得た知見』

これは20代までに読んでおいたほうが良いのでは?なんて思って。

特段身になることが書いてあるわけでもない。
これは意識の問題。
でも私は文章で表現することに対してとても共感を持てるから、
1周目に読んだ時と、2周目に読んだ時とでまた感じ方が違ったりして、
結論、面白かった。

2周目に読んだときには、好きなフレーズに付箋を貼って、読み進めた。
その好きなフレーズを抜粋してここに記録しておきたいなと。

「20代で得た知見」で感化されたフレーズたち

・過剰こそが唯一の正義
世界を中心としない。己を中心とする。過剰で素直。これが最も楽な生き方です。

・これまで敗れたあらゆる夢や目標の中に、己が本当になしとげたいことは一貫して変わらず、そこにある。あり続ける。

・綺麗は劣化する。可愛いは消える。でも、生き様の真実は絶対消えない。

・ものすごく悪いことが起きたら、第一章終わり、と言いましょう。
なぜならば、多くの小説もまた、ものすごく悪い出来事を第一章のラストに置くからです。

・本当に落ち込んだ時に救われるもの。
すごく無神経な台詞を浴びせてくれたり、落ち込んだ自分を真正面から笑い飛ばしてくれる人だったりする。

・ちょいとした堕落論
もうなんにもしたくない時は、なんにもしないことを己に許すのが大事です。無理をしないということです。休むということです。
大事なのは、ちゃんと底を打つということ。
その底にまでちゃんと落ちきって、それから一ミリ、ふっと浮き上がることです。

・私たちは勝つために生まれてきたのではない。美しく敗北するために生まれてきた。ちゃんと敗北し、再起する瞬間、人生に真の分岐点が訪れるように思うのです。

・ひとりで生きていこうとするのは、もうやめにしませんか?
頼れるところは頼る。信じるところは信じる。持ちつ持たれつであることを大いに認めてゆるやかにもたれて生きていく。それが本当の自由、本当の自立ではないでしょうか。だって人間は、一人では生きていけるはずがないもの。

・「どちらも悪いが、どちらも正しい」は試験には出ない。
しかし確実に人生には出る。

・なにかを忘れたのは、別のなにか素晴らしいものを覚えたからだと信じている。

・私たちがずっと不幸でいなければならない理由は、どこにもない。
バツイチこそ騒いでよし。失職者こそ酒を飲んでよし。がん患者こそ暴れてよし。未亡人こそ恋愛してよし。たまに泣いてよし。人生は短し。

なんの根拠もない言葉たち。だけど確実に心を揺らす言葉たち。

こう見ると、めっちゃ付箋貼ってたな。
本当に見出しのとおりで、これは根拠なんてものはない。
どう感じるかは読み手側の自己責任。

それでも納得したり、ハッとさせられたり、共感したり、励まされたり……
この本に、たくさんの感情を生み出されたのは事実で。

言葉のちからってやっぱり凄いなと改めて感じた1冊でした。
これは20代のうちに知っていかなければいけないことでもなんでもなかった。いつでも、いつまででも心に留めて置きたい視点でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?