プロフィールⅡ　中国に関わるきっかけ

学生時代に第二外国語として中国語と出会いました。でもその時は特にハマることもなく、一般企業のサラリーマンになりました。

転機は３０代半ばに差し掛かるころ、中国の地方都市で５～６人の日本人駐在員とともに新会社立ち上げのスタッフとして、駐在することになったこと。結婚をし二人の子供にも恵まれ、ごくごく平凡なサラリーマン生活を送っていましたが、ちょうど何か物足りなさを感じていたころでした。

居住場所は比較的大きなホテルで、通勤は社用車で送り迎え、会社に着くと通訳がおり、不自由なく生活できると思っていたのですが。

平日の食事、週末の買い出し、これを駐在員みんな或いはチームや当番制で行うのですが赴任して一週間、一番若いということで“生活リーダー”を任されました。どこにいても何をするにしてもここは地方都市、日本語はおろか英語さえ通じません。

　そこから本格的に中国語学習をスタート。朝晩はインプット、昼間はそれを全力でアウトプット。半年が過ぎるころには、駐在員歴４年以上の方もいらっしゃる中で一番中国語が上手といわれるようになりました。