20220102 | 昨年のまとめ part1

あけましておめでとうございます。

2021年も終わり、2022年が始まってしまったので、昨年自分の中で大きく印象的だったもの(主に漫画やアニメやゲームや音楽)を簡単にまとめておこうと思います。とりあえずpart1になってますが、振り返りながらつらつらと書いているので、part2があるかどうかは未定です。悪しからず。

>月姫 -A piece of blue glass moon- 

自分が生きている間に、発売してくれと願っていたゲームのひとつ。2020年末の発売決定発表が既に懐かしいですね。「実際にプレイしたら拍子抜けするのでは」という怖さもあったけど、本当に杞憂でした。OPも最高で毎回見てましたね。選択肢ひとつで即死する緊張感も、Fate初プレイ時を思い出して苦笑い。型月作品における夜の空気感が本当に大好きなので、そこにどっぷり浸れたのも印象的です。(どの作品でも、話が展開するのは主に夜な気がしますが) まほよアニメ化も嬉しいですが、月姫も最後まで作ってね。

>安田佳澄『フールナイト』

2021年も結構漫画は読んだ気がするけど、その中でも強烈な印象を残したのが安田佳澄著「フールナイト」でした。設定や世界観は重ためではあるけれど、オノマトペも少なく、1コマ1コマの絵のパワーに引き込まれる。キャラクターの表情とか挙動は丁寧かつダイナミックなんだけど、終始漂っている静謐的・耽美的な雰囲気が美しい。まだ2巻までしか発売されていないので、未読の方は是非。本編でもたびたび語られますが、心の豊かさとは一体何なんでしょうね。死ぬ時にも分からない気がするなぁ。

>パソコン音楽クラブ 『See-Voice』

もしかしたら今年一番聴いたアルバムかもしれないですね。自分の内面に潜り、泳ぎ、最終的には外へ飛び出す、音楽的遠泳というイメージで作成されたという今作。サウンドは勿論ですが歌詞も本当に素晴らしい。とある作品から別の作品を連想する、というのはオタクあるあるだと思うんですが、自分の中では「穏やかな海=芦奈野ひとし」なので、特設サイトに僕の大好きな「ヨコハマ買い出し紀行」の名前があったのが嬉しかったですね。コンセプトもアートワークも音も全てが素敵で、思わずフィジカル盤も買っちゃいました。

>夕闇通り探検隊 

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またゲームです。超有名作なので、何も語ることは無いのですが、あこがれ続けていつかプレイしたいと思っていた作品を、秋に友人とふたりで購入しました。(分かっていたけど、値段に腰を抜かすかと思った) 友人と都合が会う日にぽちぽち進めているので、まだ全然序盤なのですが、実際にプレイしてみると凄まじいセンスの連続で驚きました。帯のキャッチコピーも素晴らしい。月姫もそうですけど、怪談・伝奇モノは何歳になってもワクワクする。はやくクリアしてlainも買いましょうね。(白目)

>サイダーのように言葉が湧き上がる

2021年に観たアニメ映画はどれも凄まじく、見た作品がどれも神がかったおもしろさでした。シン・ヱヴァ、スタァライト、ハサウェイ、エウレカ、ARIA、アイうた等。いくつかはpart2でまた書くかもしれないけど、ここでは「サイダーのように言葉が湧き上がる」について。自分の手の届く範囲の世界で、コンプレックスと向き合ったり、新しいときめきを求める登場人物たちが羨ましく眩しかったです。鈴木英人やわたせせいぞうのような80sテイストの背景に目を奪われつつ、''現代''のティーンエイジャーたちの刹那的な煌めきが刺さった一作でした。言わずもがなですが、牛尾憲輔氏の劇伴も最高。年を重ねて、心の底から自然と感情とか言葉が出るような光景に出会うと、つい涙が出るようになってしまったと実感しています。

 (もしあれば)Part2へ続く



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