#032 Name is Ryotaro

32人目の命名レター。取材をしたのはりょうたろうくんパパ。僕が独立してから知り合ったグラフィックデザイナーさんです。

大好きな写真集に「太郎」をつけて。

パパが言う写真集「稜線」は、写真家のホンマタカシさんとデザイナーの大原大次郎さんによるもの。その「稜」という文字がずっと頭のどこかにあって、いざ名前を考えるときにパッと浮かんだのだとか。

◎大原さんのホームページから引用。絵のような字のような手書きの文字が印象的。

実は「稜線」という言葉は、デッサンとかデザインでも重要らしく、それを意識する感覚は、仕事で自然に身についていると話してくれました。ママもパパと同じ職種だと聞いていたので、仕事ではもともと馴染みがある稜線があるとして、これからは、家族で描く稜線が始まるんだろうなぁ。と、だいぶニュアンスですが、手紙にするヒントをつかんでいきました。

取材時に渡してくれたメモ書き。

いつもは4歳になる僕の娘の絵をトップにしているんだけど、今回は取材時に渡してくれたメモ書きにしました。「久々に会ったんだし、雑談もしましょうよ」と言って渡してくれたそれには、いろんな思いやエピソードが詰まっていました。

今回に限らないことですが、取材で時間を割いていただくだけでなく、取材前にも夫婦でいろいろ思い出しながら話をしてくれていることを知ると嬉しくなります。

そんな時間も含めて、今回はこのメモ書きも含めて、いつか本人に届くといいな。だとしたら、近いうちに返さなきゃいけないね。このメモこそ渡さなくちゃ！（それを口実に、また飲みましょう〜。少し落ち着いたら）