#008 Name is Shiro
8人目の命名レターを紹介します。ひとえにエピソードに感謝です。楽しい時間、ありがとうございました。
美味しんぼの、山岡士郎。
このカッコよさを知るのは、大人になってからだろうなぁ(笑)。
取材をしたのは士朗くんママ。地域、子育て、教育、音楽、映画、デザイン。いろんなことにアンテナを張って活動している方なので、予想以上にいろんな話が繰り広げられていきました。
このときに思ったのは、命名レターは「聞くこと」がメインかもしれない。ということ。実を言うと、この活動について僕自身、少し悩みがありました。これは、親が自分で書けばいいのにって、きっと思われるだろうなぁって。
下手でも親自身が書く言葉の方がいいに決まっている。という意見も理解できます。なので早々に活動をやめようと思ったこともありました。
だけど、
話をすることで気持ちを整えることができる。これは、ポジティブな発見でした。子育てというのは「楽しい」だけじゃない。イライラするし腹も立つ。保育園問題をはじめとする困りごとも少なくない。でも、子どもの名前のことを誰かに話すことで、ちょっと気分がラクになる。そんな声が後押しになって、今もこの活動を続けています。
親になった。子どもに名前をつけた。パンダならともかく、普通の人たちのそんなこと、ニュースにはなりません。でも、僕は取材をしていきたい。ごくごく普通の親たちの話を聞きたい。「放送席、放送席、今日のヒーローインタビューです!」と言わんばかりに。
書くのは、そのついでと言ってもいいです。
いただいたサポートは、おもに命名レターの活動費として活用させていただきます。よろしければ、応援よろしくお願いします。