#026 Name is Sena
取材したのは、せなちゃんママ。「名前の意味とかはないんですけど…」と言いながら話し始めたエピソードが、とにかくよかった。
意味はない。大切なだけ。
ロンバケ、キムタク、山口智子。世代ですねー(笑)。確認ですけど、アイルトン・セナからは……? あ、まったく関係ないんですね。
と、和やかに取材が進んでいく中、「意味まで考えずにつけた名前」をどう伝えるかという話に。(たしかに、どう書くといいんだろう…?)探りながら取材を終えて、持ち帰って思案していきます。
改めて想像したのは、中学生の女の子が、自分の子どもの名前について考えているところ。「せな!」と呼ぶヒロインの姿にしびれて、テレビの前で突っ立ったまま、ストーリーをよそに妄想が始まる。電気を消して布団をかぶっても眠れずに「よし!」と心に思いを刻む。勝手な想像ですが、そんなシーンが浮かんできました。そして、
ロンバケの話を子どもにするだけでも、じゅうぶんママの人柄とか親の思いは伝わるよなぁ。そう思えたことで方針が見えた気もします。
名前の説明ではなくて、親の人柄を伝える手紙。ここにきて、そんな発見があったのが個人的に嬉しかった。
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