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ちょっといびつなのも自分らしい。手づくりスイーツで、ご自愛時間過ごしませんか。

長引くおうち時間。
みなさん、ちゃんと休めていますか?
私はON/OFFの切り替えが難しくてなんだかスッキリしない日々を過ごしていました。
そんな日々の中で、「スイーツづくりがご自愛時間に変わる」という、思わぬ収穫があったのでnoteにしたためることにしました。

ある日のこと。
いつものようにだらだらとInstagramをみていると、スイーツづくりが得意な友人の投稿で、美味しそうな桃のタルトが。

写真でも伝わってくる、柔らかでしっとりと艶のある桃のコンポートに、ザクっと歯切れの良さそうなタルト生地。

「これを作ってみたい!食べたい!」

「ご自愛スイーツづくり」はこんな偶然からスタートしました。

↓こんな気持ちを抱えた方に、特におすすめの内容です。

・サブスクで見たいドラマや映画がなくなってしまったので時間がある
・ステイホームに飽きてしまい、何かにチャレンジしたいけど、手軽に始めたい
・自分をいたわれていない気がする
・料理は嫌いじゃない

スイーツづくりがご自愛になるの?

そう思われた方もいらっしゃると思います。
たしかに、単にスイーツを食べた方が、手っ取り早く「ご自愛」になるかもしれません。

ですが、実際にスイーツを作ってみるとその過程にこそ「ご自愛ポイント」がつまっているとわかったのです。
おうち時間で、ついついデジタル機器ばかり触っていた私にとって、スイーツを作っている時間はデジタルデトックスにもなりました。(材料や分量は紙に書きうつしていました)

今回は「自分のため」のスイーツづくりのご提案です。
甘いもので、思い切り自分を甘やかしていいのです。
そして、「食べる」ところからではなく「作る」ところからチャレンジすることで新たな発見が生まれるとわかりました。
「スイーツづくり」が、おうち時間に新鮮さを取り戻すきっかけになるはずです。

ご自愛ポイント1:スイーツは「余白」である

スイーツは、料理と違って「手づくりしなくてもよい」どころか「食べなくても問題ない」ですよね。

コロナ禍であらゆる混乱が生じています。
私たちにできることは、基本の感染対策とできる限り外出しないこと。
そして日々働くこと。

お気に入りのカフェでふっと息をつき、ゆっくり甘いものを食べる。
たったそれだけの時間が取りづらい世の中です。ましてや友人と語ることはもっと難しい。
いつも通り働いているのに、自分のご機嫌を取る方法が限られてしまったことで、ストレスに感じている方も多いと思います。

そんな制限だらけの中ですが、スイーツを食べる時は心が少しほぐれるような。
温かいような、不思議な気持ちになりませんか?
必ず食べなくても良いけれど、やっぱり大事。
スイーツは忙しない日々に「余白」を生む力があると思うのです。

私は、自分で作った桃のタルトを食べたとき、
「頑張っている自分をいたわり、寄り添うことができた」そんな風に感じました。

ご自愛ポイント2:スイーツづくりは五感で楽しめる

今回作ってみたのは、桃のタルト🍑

家にある材料を確認し、足りないものを買い揃えて。
レシピ※を何度も確認してから、いざ。

分量を測ったり、こぼさないように混ぜたり。
色々考えていると、あら不思議。
いつの間にか作業に集中しているんです。
完成までに必要な工程をもくもくと行い、目の前のことだけに没頭する時間です。
あっという間に時間の感覚を忘れられ、充実感をもたらします。

そして、スイーツづくりによって「五感」が刺激されます。
生地の柔らかさを指で感じ、桃の繊維を断ち切る音を聞き、淡く色づく桃のコンポートを見て、クレーム・ダマンドの香ばしい香りを吸い込む。そして食べるときはタルト、カスタード、桃の甘さや味わいを感じることができるのです。

五感の中でも特に「香り」は、スイーツづくりには欠かせない楽しみだと思います。
混ぜているときはバニラエッセンスの香りが、タルト生地とクレーム・ダマンドを焼いているときは香ばしいバターの香りが空間いっぱいに広がります。甘い香りに包まれているだけで、なんだか少し幸せな気持ちになれるような。

そして各工程で作ったものを組み合わせて仕上げです。
たいらなクレーム・ダマンドの上にカスタードクリームを塗り広げ、くし切りにした桃のコンポートをのせていきました。カスタードクリームに生クリームは混ぜなかったので、桃をのせた時につるんと滑っていくので焦りました。なんとか並べ終えて、完成!

最後は出来上がったものを食べる瞬間。

これは、自分が、自分をいたわるために作ったもの。
自分へのご褒美として楽しむ。

そんな幸福感と達成感を味わうことができます。
作るところからチャレンジしてみて、初めてわかる楽しさでした。


ここまで読んでくださった方の中に、実際にスイーツづくりに挑戦してくださる方がいるかもしれません。
馴染みのないレシピを見て、馴染みのない手順で、馴染みのない器具を使って。
要領が掴めなくて、肩に力が入ったままかもしれません。
グラニュー糖が多く入ってしまったり、小麦粉が舞い上がったり。そんなハプニングもあるかも。

でも、きっと、気がついたら目の前の「スイーツ作り」に集中しているはず。
そして、そのスイーツを頬張る時。

あなたはきっと、自分を褒めてあげたいような幸せな美味しさを噛み締めているはず。

コロナ禍だからこそ、「ご自愛手づくりスイーツ」を試してみてはいかがでしょうか?

※レシピはこちらこちらを参考にさせていただきました。
用意した材料の分量などをふまえて、両方のレシピのいいとこ取りをしました。
ちなみに、余ったカスタードクリームは、ロールパンに挟んでクリームパンに。桃のコンポートの煮汁は炭酸水で割ってサングリア風に。タルト以外も美味しく楽しみました♡

おまけ

私のスイーツづくりの経験値は全然高くありません。
数ヶ月に一度、クッキーやパウンドケーキを作るかどうか、という感じです。
今回初めて「タルト」を作りましたが、工程がいくつもあってちょっと大変でした。
何度もレシピを見て、作業にかかる時間を計算して。
少しずつ、着実に進めていくことで大きな達成感につながったと思います。
みなさんも、チャレンジされる際は、「いつもと違うスイーツ」を選んでみることをオススメいたします!


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