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【業務連絡】Take-Btz、DJやめるってよ【18年間続けたDJをやめる人の遺書】

どうもどうも、僕です。
今回はタイトル通りのお話。

ここ最近noteでフォローして下さった方には「何の話?」って感じかもしれませんが、実はワタクシは18歳から福岡を拠点に、Take-Btz(テイクビーツ)という名でDJをやっておりまして、今回はそのDJ活動に対して一旦区切りを付けるというか、要は「やめます」というお話です。

なので、ここからの内容はほとんど僕と関わりのあるお世話になっているクラブスタッフや関係者、DJ仲間や友人へ対しての半ば業務連絡と意思表明のような内容になっておりますので、ご興味のない方にはスミマセン。

というわけで早速本題に入ります。

まぁ端的にいうと「DJ活動を一旦休止します。それは一年かもしれませんし、一生かもしれません」ということなのですが、もう少し詳しく話しますと「DJをやっている」という自分の重荷がもう支えきれなくなったからです。

コロナ自粛が始まった期間から、次第に自分自身の人生と、DJとしての人生や在り方のようなことを考えるようになりました。

これは逆説的にいえば、DJとしての人生と自身の人生を一つに括れなくなってしまったということでもあります。僕自身とTake-BtzというDJは別者になってしまっていました(そこに気づくのにも、受け入れるのにも、少し時間がかかりましたが)。

DJをするにしても、もう最大限に自身が楽しめなくなっており、そのような精神状態でお客さんの前でブースに立ち続けるのは申し訳がないのです。

今、目の前のフロアにいる人に対する熱意の中に、その精神の中に、陰りがあってはいけないのです。

その場から発せられる音は嘘になってしまいます。
それは僕にはできないのです。

なので今の時点で、話の流れで「今度、良かったら出てください」というオファーをくれていた方、嘘になってしまいました。本当に申し訳ございません。また「オファーしようかな」と考えて下さっていた方へも申し訳ありません。

このような精神状態になってしまっているこれ以後、しばらくの間DJブースに立つことはありません。

ただし最後のワガママというか、今まで応援してくれた皆様や、一緒に遊んでくれた人たちに対して感謝の気持ちもあるので、僕の主催で僕自身が好き勝手にDJをするイベントを、12月24日、福岡は南福岡駅の近郊、雑餉隈にあるエデン福岡さんでやろうと思います (クリスマス・イブは特に関係ありません!)。

今のところこの一回を最後にDJ活動は、終わりにしようと思っております。

またそれ以外の形でDJへのオファーは受けておりませんので、申し訳ないのですが、ご了承ください。

最後に。

どんな地方の小さな場所であっても、そこに根を張り活動するDJやアーティスト、イベントオーガナイザーの方々は皆、それなりにプロ意識や信念をもって自分の表現を追求したり、場を作り上げようと一生懸命だと思います。

そんな人々とDJとして、人生の中で微力ながら携われていたことを光栄の思いますし、そこでできた経験や繋がりはかけがえの無いものだと感じています。

そしていま現在、実はDJよりも人生をかけてやりたい、戦いたいものが僕にはあり、これから先の人生はそれに全力を注ぎたいと考えているからです。

それは物語を作ることです。
端的にいえば"小説"と一括りに出来るかもしれません。

僕はいま文章によって自身を表現することに、最大の喜びと生き甲斐を感じています。

僕という人間を知っている人には「なんでお前みたいなやつが?」と笑う人がいるかもしれません。それは大いに結構ですし「笑う人には笑っといてもらおう(奥田民生/風は西から)」です(それはそれで応援になりますので、真摯に受けます)。

今までDJとしての僕=Take-Btzに関わって下さり、なかには応援して下さり、笑い合い、酒を飲み交わし、共に時間を共有して下さった皆様、本当にありがとうございました。

毎月オールナイトのイベントでスクラッチDJとしてレコードを擦りまくる夜もあったり、曲を作ってリリースも出来たし、短い期間でしたが自らレーベルを立ち上げたり、DJの世界大会であるDMCに5年間挑戦したりと(負け続けでしたが)、いまさら言うことでもありませんが、18歳から現在36歳までの時間、本気で全力でDJに打ち込んできました。そこに嘘はありません。

とはいえ音楽は相変わらず好きですし、お友達のイベントには遊びに行くと思います。もしかしたらDJじゃない方が気軽に遊べる気がするし、ちょくちょく顔を出すかもしれません。

そのときはまた仲よくして下さると、幸いです。
最期になりますが、このような長文に最後まで付き合って下さりありがとうございます。

僕の今までの人生に関わってきた全ての人へ、この先も良い人生を歩めることを願っております。

まぁ、お互いに頑張りましょう😉

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