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自分に向き合う | 07. 揺れ動く心とうまく付き合うには

最近ヨーガ・スートラの解説本を読んでいます。

私たちが抱えている、あらゆる苦悩から自由になるには、
何が必要だと思いますか?

自由に生きる

自由で、幸せになるためには、

自分を徹底的に知ること、
自分自身を見極め、
そのために心を整えること、とありました。

自分とは何者か?
なんのために生きるのか?
心とは何か?

揺れ動く心(ナマス)と私

心は考えの動きが集まったものだそう。

その中で私が興味深く思ったのは、

"自分とは考えを観る存在。
考えは私自身ではない。
この見極めが、
混乱からの解放だ"

ということ。

考え迷い、揺れ動いているのは、私自身ではなく、
心であり、
私はその心を見ている存在であるそうなのです。

客観的に観る、の意味がこれで少しわかった気がしました。

過去と未来と、いま

過去のことに後悔したり、
未来のことで不安になったり、

心は感情を抱き、判断し、記憶し、
さまざまな働きをしてくれますが、
その心(考え)は私と同一ではなく、

私はその心を観る存在で、
その心を、一つのことに集中させることができる存在。

過去の悲しみや後悔、将来への不安は、
心が働いて、そう思わせているだけで、

今この瞬間は、安全で、
本来の自分を落ち着いて見れるはず。

瞑想は、
何も考えないようにするのではなく、
心を一つのことに集中させる練習。

呼吸に集中する、
歩行瞑想なら歩行することだけに集中する。

もし違うことを考えてしまっていたら、
軌道修正する。

終わりに

心があるからこそ、
私たちは感動し、物事を理解し、時には休むことができる。

豊かな感情を持って、人生を味わおうとする時に、
余計な感情や迷いに惑わされることなく、

時に冷静に、
心と自分を見極めることが
大事なようです。

少し哲学的な内容になってしまいましたが、

心のノイズに惑わされずに、
人生に積極的に向き合っていきたいと思った初夏でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さんも好きな哲学書や哲学者、
言葉がありましたら、

ぜひシェアしてください。

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